歴史を作った男たち―ラグビー日本代表総括記者会見 | ラグビージャパン365

歴史を作った男たち―ラグビー日本代表総括記者会見

2019/10/21

文●編集部


21日、ラグビーワールドカップ2019で見事ベスト8入りを果たしたラグビー日本代表が都内で総括記者会見を行った。ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ、藤井雄一郎強化委員長、リーチ マイケルキャプテンをはじめ31名のスコッドが登壇した。大きなチャレンジを終え、歴史を作った男たちがプレッシャーから解き放たれ、リラックスした表情が見られた。会見は40分程度だったが、もっと話が聞きたい、短すぎる、これでチームは解散されるのか。そう思わずにはいられないほど楽しい雰囲気であふれていた。

藤井雄一郎強化委員長

藤井雄一郎強化委員長

藤井雄一郎強化委員長


3年前にチームが始動して、たくさんの方に支援していただきました。選手たちは本当にがんばった。選手やったことはしっかりと日本ラグビー界の歴史にトップ8という結果をを刻んだと思います。選手に、お疲れ様といいたい。スタッフにはこの3年間、身を削って、いろいろなものを犠牲にしてきました。次のフランスでのワールドカップでは、もう一つ上を目指していきたい。

ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ

ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ

――31名、日本代表はどんなチームでしたか


ジェイミー この3年間、ハードワークを続けてきました。今年はさらに今まで以上に努力を重ね、目指してきたトップ8を達成できた。31名の選手だけでなくコーチも、いろいろとサポートしていただいた方、スコッドには入らなかった選手がいて、今自分たちはここにあります。ワールドカップで誇らしく戦うことできたのは日本国民みなさまの応援があったからです。それがなければ達成することはなかったでしょう。

――2011年からワールドカップを経験してきていますが、日本大会で最高の結果を収めることができました。


リーチ このチームに誇りに思っています。2011年から代表に入って今大会でベスト8に入ったこと、本当に嬉しい。家族をはじめ、いろいろな人を犠牲にして取り組んできました。今後については、しっかり考えていきたい。


――各試合に日本らしいプレーがありました。ベスト8の要因は


リーチ ジェイミーがONETEAMをつくったからだと思います。そしてリーダーグループを育てたことが大きな要因だと思います。

――今後について


リーチ 日本代表は強いまま継続していかなければならない。


――ラグビーの人気について


堀江 非常に嬉しいです。2011年ワールドカップでニュージーランドから帰ってきた時は記者が2、3人でした。この人気を継続しなくてはいけない。今がスタンダードで、これをベースにどれだけ強くなって、うまくなっていくか。さらに上を目指しながら。この大会でラグビーが多くの方に認知されました。人気をキープするには、選手だけではできない。

トンプソン とてもアメージングな大会だった。日本国民全員で一丸となって戦えた。ラグビーは間違いなくメジャーなスポーツになると思います。小さなこどもたちも普通にラグビーをはじめるようになると思います。ラグビーを応援してほしい。それが発展につながる。

姫野 これだけラグビーで盛り上がるのは嬉しい。選手一人ひとり、スタッフもハードワークしてきました。多くの国民へ感動与えることができた。これからがラグビー界とっては大事。ラグビーの魅力、素晴らしさを伝えていきたい。

――いろいろな思いをもちながらチームに尽くしてきた 今の思いは


木津 試合に出たいという気持ちはいつもありました。悔しさもありましたが、気持ちを切り替えてチームのため、相手のコピーをして、チームがいい練習になるようにやってきました。試合には出れなかったですが、ラグビー選手としては貴重な経験だったと思います。この大会を通して成長できた。

徳永 悔しい部分はありました。楽しいワールドカップでした。言葉では難しいですね。4年後も目指していきたい。

アタ 試合に出られないのは悔しい部分もあった。このチームと一緒にラグビーできたことを嬉しく思います。この経験を活かしてこれからも頑張っていきたい。

北出 北出丼をいっぱいつくってチームに貢献ました。出れなかったことを次のモチベーションにもつなげていきます。

茂野 悔しい思いはありましたか、試合出ている流やフミさんがいいパフォーマンスをしているのを見ていて誇らしく思いました。一試合一試合成長していることを感じました。プレーヤーとしてはこの経験をもとに成長していきたい。

――終わった感想


リーチ このチームでキャプテンしてよかった。こどもたちが日本代表をやりたいと思ってくれれば嬉しい。


田村 楽しかった。素晴らしい大会でした。日本代表が一番の憧れの存在で、みんなが入りたいと思える。そのために全力にがんばれる、そんなチームになってきたと思います。目標を立てて、有言実行して、達成するチーム、なかなかないと思うので本当にこのチームを誇り思います。

――リーダーズが思うベストプレーは?


田村 毎日 全部最高でした。大丈夫ですか?

稲垣 アイルランド戦前半35分、相手ボールのスクラムをターンオーバーしたところですかね。ティア1相手でもにできるということを証明できたこと。ペナルティーをとってFWが喜んでいるところへBK全員が集まってくれたところはチームが一つになったと感じました。

流 僕も同じスクラムですが、相手を押し切った後の具くんの雄叫びですかね。普段は感情をあまり出さない具くんですが、スクラムに賭けていて…。あの場面は胸に刻まれています。

ラファエレ ロシア戦の中村亮土のオフロードパスですね。素晴らしいパスでした。


ラピース スコットランド戦の稲垣のトライ。フェイズを重ねてFWもうまく絡んで、2つの素晴らしいオフロード、最後にがっきがフィニッシュしてくれました。それぞれが役割を遂行した結果のトライだった。

中村 グランドに出ていない徳永のウォーターボーイ。出ているメンバーでなく、ONETEAM、ノンメンバーのサポートは素晴らしい。

――スタッフも含めて ワンチーム 思い。 佐藤さんへの重み


ジェイミー 51人で遠征するので大人数をまとめることは難しいです。意思統一を図る必要がありますが、僕(佐藤秀典・通訳)だけは勝手なことをしていましたね(笑)。全員が連携して一人ひとり、決まった役割をする。それができているチームです。これを継続することが大事。

――3年間、厳しい時期はどんなことを考えていました 日本ラグビーにプレー面でどんなこと残せた


ジェイミー 自分はこの仕事を愛していますので、ラグビーコーチとしてやりがいがあります。ですのでつらいとはあまり感じなかった。朝起きて、チームを強化することだけに集中しました。誇らしく思うのが、信頼関係を気づけたということ。非常に時間のかかる大変なことですが、見事に達成できた。

――昨日が代表最後です


トンプソン すごいいい思い出たくさん。チームメイトと特別。一緒に試合出て、それはすごい説明難しいけどみんな仲間。ジェイミーがつくったこのチームは素晴らしい。12年前より、日本ラグビーは人気がでているし日本代表のレベルはすごくあがった。素晴らしい結果だった。僕の代表キャリアは終わりましたが、これからの日本代表、めちゃ楽しみ。もちろん、近鉄も楽しみ。

――大会を振り返って


山中 最高でした。全試合でるとは思っていなかった。嬉しかった。一生に一度しかない。ファンの声援、力になりました。本当に最高でした。

――日本ラグビー普及のため、いろいろなことに尽力してきました。これからどんなことが日本ラグビーに必要か。


田中 2011年から日本代表は強くなり多くのファンの方に応援してもらえる環境になりました。ワールドカップは一回で優勝できるような大会ではない。これからも努力していかなればならない。僕や、トンプソンはおっちゃんなので、もう次は難しいと思いますが、流や茂野のように若くていい選手がいる。日本にはもっともっと期待できる人材がいます。日本代表は、夢と希望をあたえられるチームでなければならない。2023年のフランス大会までメディアの方、ファンの方にも注目してもらえるよう、国をあげて継続して代表を強くしなければならない。日本のラグビー、すべて、高校も、大学も、トップリーグも、全員がコネクトしていけばベスト4も夢ではないと思います。


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