セブンズワールドシリーズ・コアメンバー昇格決定戦決勝に進出したジャパンは、開催国である香港代表と対戦した。アジア2大強国。常にライバル関係である2チームの戦い。昨年のリオ・オリンピック予選ではジャパンが香港に勝利している。ここまで無失点のジャパン。実力的には上回っているが、何が起こるかわからないのがセブンズ。さらに香港スタジアムという完全アウェイという厳しい状況の中でゲームが始まった。
ジャパンのキックオフ。出足良いプレッシャーで香港のペナルティーを誘発する。3分、敵陣10mから彦坂がゲイン、トゥキリに繋いで22mに入り込むと坂井、羽野、レメキとつないでジャパンが先制のトライ。
香港は、自陣10mから11マックウィーンが抜けるもゴールライン手前で羽野がタックルで押し出しトライを許さない。すると、12分、トゥキリのトライでジャパンが追加点をあげ、12−0とリードを広げるも、直後のキックオフリターンで香港がトライを決め12−7として前半を折り返す。