18日、ラグビー日本代表はスコットランド戦登録メンバーを発表した。PR稲垣啓太はインパクトプレーヤーとしてリザーブに入った。後半の勝負どころでの投入でワールドカップ以来の勝利を狙う。「みんなペナルティーしたくてしているわけではない。その時に必要な判断を瞬間、瞬間で下せるか。判断が大事になる」と話した。
――スコットランド代表戦、ベンチスタートです。勝つために何が必要?
スタートだから、ベンチだから、別にやること変わらない。自分のやるべきことにフォーカスしたい。それが結果としてチームに反映されれば、結果が近づいてくる。パフォーマンスを僕だけでなく、選手全員が上げられるかでしょうね。
やはり大事にしないといけないのはディシプリン。連戦、連戦で反則数多いので、どうやてってもフォーカスせざるをえないが、そこばかりにフォーカスし過ぎてプレー消極的になってしまったり、普段やるべきことをやらずに萎縮したりあいまいになったらいけない。判断の部分はやってきたつもりなので、つながってくれば結果につながってくる。
(一番やらないといけないのは)判断ですよね。みんなペナルティーしたくてしているわけではない。状況によって、いろんな状況があるが、その時に必要な判断を瞬間、瞬間で下せるか。自分がよかれと思ってやっても、レフリーにとってはよからぬこともある。その逆もある。そこも上手くするにはレフリーとコミュニケーション、判断が大事になる。
――1~4番まで埼玉ワイルドナイツのチームメイトです。ミラー状態はいいのか?
選手みんな状態は良さそうですね。アイルランド戦で大敗を喫してしまったが、次の試合、スコットランド戦と準備が続くので、気持ち切り替えて準備してきた。選手個々の調子はいいんじゃないですかね。
――ティア1に勝ててないのは複合的な理由があるが、時間がなく、完成度はW杯ときから下がってきている?
時間は言い訳にはできないと思います。コロナ禍で、チームとして取る時間少なかったのは確かだが、
その中でも個々がやるべきことがあったはずです。やるべきことやって、チームがコネクトしたとき 出せているかどうかだと思う。時間がなかったことは、そういうのは、言い訳はできない。他の国は日本より試合をしていましたが、だからといって、我々が能力的に下回っていてはいいわけではない。あまり時間のことは言い訳にしたくない。