稲垣啓太「その時に必要な判断を瞬間、瞬間で下せるか」スコットランド戦前会見レポート | ラグビージャパン365

稲垣啓太「その時に必要な判断を瞬間、瞬間で下せるか」スコットランド戦前会見レポート

2021/11/19

文●編集部


18日、ラグビー日本代表はスコットランド戦登録メンバーを発表した。PR稲垣啓太はインパクトプレーヤーとしてリザーブに入った。後半の勝負どころでの投入でワールドカップ以来の勝利を狙う。「みんなペナルティーしたくてしているわけではない。その時に必要な判断を瞬間、瞬間で下せるか。判断が大事になる」と話した。


――スコットランド代表戦、ベンチスタートです。勝つために何が必要?


スタートだから、ベンチだから、別にやること変わらない。自分のやるべきことにフォーカスしたい。それが結果としてチームに反映されれば、結果が近づいてくる。パフォーマンスを僕だけでなく、選手全員が上げられるかでしょうね。

やはり大事にしないといけないのはディシプリン。連戦、連戦で反則数多いので、どうやてってもフォーカスせざるをえないが、そこばかりにフォーカスし過ぎてプレー消極的になってしまったり、普段やるべきことをやらずに萎縮したりあいまいになったらいけない。判断の部分はやってきたつもりなので、つながってくれば結果につながってくる。

(一番やらないといけないのは)判断ですよね。みんなペナルティーしたくてしているわけではない。状況によって、いろんな状況があるが、その時に必要な判断を瞬間、瞬間で下せるか。自分がよかれと思ってやっても、レフリーにとってはよからぬこともある。その逆もある。そこも上手くするにはレフリーとコミュニケーション、判断が大事になる。

――1~4番まで埼玉ワイルドナイツのチームメイトです。ミラー状態はいいのか?


選手みんな状態は良さそうですね。アイルランド戦で大敗を喫してしまったが、次の試合、スコットランド戦と準備が続くので、気持ち切り替えて準備してきた。選手個々の調子はいいんじゃないですかね。


――ティア1に勝ててないのは複合的な理由があるが、時間がなく、完成度はW杯ときから下がってきている?


時間は言い訳にはできないと思います。コロナ禍で、チームとして取る時間少なかったのは確かだが、
その中でも個々がやるべきことがあったはずです。やるべきことやって、チームがコネクトしたとき 出せているかどうかだと思う。時間がなかったことは、そういうのは、言い訳はできない。他の国は日本より試合をしていましたが、だからといって、我々が能力的に下回っていてはいいわけではない。あまり時間のことは言い訳にしたくない。


――スクラムの手応えは?秋のツアーではだんだん良くなっているようですが。


豪州戦が一番、このツアーであまりよくなかったスクラムですよね。原因としては、最初のヒットの段階で相手に先手を取られてしまっていた。本来、我々がとるべき先手を相手にとられていた。それがすべてですね。アイルランド戦、スクラムは改善できたと思います。ペナルティーもなかったし、相手からペナルティー奪うこともできた。ポルトガル戦は置いておいて、スコットランド戦、どう昇華していくか。やることは基本的に変わらない。やることのクオリティーを上げられるか。メンバー変わって、いろんな組み合わせを試して、そんな中、時間帯、場所、状況によってゲームシナリオ通りのスクラム組めるかがキーじゃないですかね。ここぞというスクラムに、マイボール出せるのか、マイボールかつペナルティーとれるのか、相手にとられるか。そこがゲームのとしての転機になると思う。実際に、スクラムの反則1つで勝敗分けた試合を経験してきているので、そういった状況に対応できるように準備をしてきたつもりですし、スコットランド戦で出せればいいなと思います


――ベンチから見ていたポルトガル戦。試合後にどんな声をかけた?


試合の後に、みんな、納得のいく勝利ではなかったと思います。反則も多かったですし、思った通りのプレーできていない選手が何人かいたと思います。ただそんな中、まずしっかりテストマッチに勝ったのだから、その部分は喜んでいいと思う。ただ反省すべき点は反省すべきだし、そもそも簡単に勝てるテストマッチなんかないので(と言った)。日本がティア1に認められた、認められていないという話がありましたが、だからといって我々がやるべきことは変わらないはずですし、自分たちがそんなに上に立っているつもりはないですし。自分たちがやるべきことをやって勝利がついてくる。最初から大勝できるわけではない、簡単なゲームになるわけではないということはわかっていたと思います、といったような話をしました。


――レフリーとのコミュニケーションについて


レフリーをコミュニケーションを取るのは基本的にはキャプテンの仕事なので。ただ、周辺で何が起きたかをキャプテンがすべて把握できない。何か異常あったら、キャプテンに伝える。もしくはレフリーに対して、示すというんですかね、体でジェスチャーしたり。ただジェスチャーして、そのまま流されてしまって相手にチャンス作られたら元も子もないので、そのあたりのバランスですよね。それを基準にされて、そのプレーを僕たちがペナルティーだと思っていても、レフリーがOKだとして僕らが認識できずプレーが続くと、一生、相手にアドバンテージを与えているようなものなので、判断とコミュニケーション(が大事)ですね。

何か問題が起きたときに、チームでハドルを組むじゃないですか。トライを取ったとき、取られたとき、一時中断したとき、どういった話が出るか。みんながいろんなこと話せるんですよ。みんなが話をしてしまったらまとめる時間がない。誰が、何を話すのか、誰がまとめるのか。そのあたりをハッキリすれば、時間も使えてレフリーとのコミュニケーションも取れる。

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