2016年11月5日、秩父宮ラグビー場で時が刻み始めたジェイミージャパン。アルゼンチン代表との戦いを終え、指揮官であるジェイミー・ジョセフHCは80分を振り返った。
本当に選手たちの戦いは誇りに思います。前半20分、後半20分は我々が(これから)どういうふうに戦うかを見せることができたと思います。エネルギーがあるときは、ボールを持っていても持っていないときでも、まだ相手にプレッシャーをかけられた。そういう我々の戦い方でチャンスを作れた。最後の20分、試合は決まっていたが、あきらめない姿勢を見せて決めた最後のレメキのトライは我々の戦い方です。
試合の強度はトップリーグとは違います。(初キャップの)選手たちには初めて感じる強度だったと思う。情熱はあったがミスもあり、それが失点につながってしまった。けれども私はそういう選手たちと戦えるのは嬉しく思いますし、ポジディブなところも多かった。今日の試合に出た課題はじっくり時間をかけて修正していきたい。また、彼らにはおめでとうと言いたい。そして、桜のジャージーを着て日本代表でプレーするプライドは見せてくれた。特に仲谷(聖史)は35歳で初キャップ、非常に素晴らしい戦いを見せてくれた。