辻雄康「自分に勝って、相手にも勝つ」トンガサムライXV戦先発出場 | ラグビージャパン365

辻雄康「自分に勝って、相手にも勝つ」トンガサムライXV戦先発出場

2022/06/11

文●編集部


11日に行われるトンガサムライXV戦の先発出場メンバーに入ったLO辻雄康(東京サンゴリアス)。リーグワンでも真骨頂であるフィジカルの強さで、外国人選手相手でも負けないパフォーマンスを見せ、NDSに招集された。「ジャパンに今、最も近い」の現在地を辻本人はどう感じているのか。


――今回NDSに招集されたことに関してどういう受け止め方だったのか?


単純に呼んでいただけたことに感謝しています。自分が一歩一歩積み重ねてきたことが評価されたんじゃないかなと感じています。まずは嬉しいというのが一番にありました。代表は自分の中でずっと目指していましたし、なりたいというのがありましたので。


――日本代表を目指したいと思ったのは?


日本代表への憧れを感じたのは2019年南アフリカ戦も大きいですし、一緒にプレーする先輩たちだったり、サンゴリアスの選手でも憧れの方が多いので、自分もその一員になりたいなと思っています。


――今シーズンどういうところを意識して活躍できたか?


自分自身、プレーの強みを伸ばしていって、そこはフィジカリティーだったり、外国人選手にはも負けないようにするというところだと思うんですけれども、他にはプレーの細かいところ、サンゴリアスが勝利するために必要なこと、ボールのリリースだったり、ブレイクダウンでの寄りだったり、コミュニケーションとかも意識しました。


――慶應大学でもサンゴリアスでもフィジカルの強さというところが印象的ですが、強さを伸ばすための取り組みはなにかありますか?


自分としては、体の準備を一番に考えていて、そこがうまくいかないとプレー中に良いイメージが湧かないので、まずそこは誰よりも準備してきたつもりです。

ウエイトトレーニングもあるかと思いますが、プラスして体の中心だったり、体全体の使い方だったりを意識して取り組んできました。例えば腹筋だったり、肩甲骨とか、臀筋だったり自分のパワーが一番発揮できるところをしっかり伸ばして、パワーを出すために必要なトレーニングをやってきました。それはチームセッション以外でも自分でしっかり取り組んで準備してやっています。


――そういった取り組みは大学時代からも取り組んでいたんですか?


高校の時、大学の時、それこそリーグワンになって、どんどんフィジカルレベルが高くなってきて、自分が通用しないなっていうところもたくさんありました。その時に、フィジカル面で自分に何が必要なのかというのを考えました。自分はたくさんテクニカルなことができるわけでもないですし。高校、大学、そして今まで積み重ねてきたという感じです。



――堀川隆延HCが「今回の先発メンバーが一番ジャパンに近い」というような話をされていました。そのことについてどのくらい意識していますか。


単純に先発に選んでいただけたのは嬉しいですし、自分の役割を果たすことだけを考えています。


――今回外国人選手しかいないチームと対戦することについて


海外選手を倒せるのは自分にとってもチャンスですし、逆に言ったら、相手が強いのは、リスクの大きなところですけど、そこはまず、気持ち、自分自身との戦いだと思っています。自分に勝って、相手にも勝ちたいなと考えています。


――ここまで日本代表ではLOの選手層に課題があると言われてきました。また、外国人選手がメンバーとなることも多かったですが、このことについては



LOの選手に外国人が多いという中で、自分が選ばれるのは難しいとは感じましたが、自分にできることは自分の実力を積み重ねていくことだけだと思うので、結果として今回昇進していただけたことに感謝しています。自信があるというか、とにかくやってみるという感じです。


――サンゴリアスに入団してもLOをやり続けている、LOへのこだわりは?


まずLOで一番になって試合に出るということを考えていましたので、(LOというポジションで)負けたくないというプライドはあります。そこを完璧にした上で、いろんなポジションとかにもこれからチャレンジしていけたらいいのかなと考えています。



――入団1年目は出術をされたんですよね?


肩の手術をしました。肩の怪我のリスクと戦いながら、自分のパワーとスピード、そして80分間プレーできる体を意識して取り組んできました。


――ワールドカップへの思い


フランス大会、もちろん出たいですし、遠征メンバーにまず入りたいという思いは一番強いです。その中で自分に与えられた一つひとつ、目の前にあることに対して、100%取り組んで、なおかつ結果を残せるように毎回チャレンジしていきたい。

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