3日、ラグビー日本代表はアイルランドの首都ダブリンにある、アビバスタジアムでアイルランド代表と対戦した。ワールドカップ終了後、新型コロナの影響を受け2年近く活動ができなかったジャパンは、約6週間の合宿しかなく、それでも前週に行われた、ブリティッシュアイリッシュライオンズ戦では、敗れたものの世界のスター選手を相手にしっかりと戦うことができることを証明した。
今週はダブリンに乗り込んだジャパンは、ホームでの勝率85%という驚異的な強さの相手に勝利するための準備に取り組んだ。ただ、ジャパンに試合開始直前でトラブルが発生。先発出場予定だったNO8姫野和樹がウォームアップで、右膝を負傷。急遽、テビタ・タタフが先発。リザーブにはアマナキ・レレィマフィが入った。
先制したのはジャパン。3分、アイルランドの連続ペナルティーからSO田村優がPGを決め、3-0。この試合先発のSH齋藤直人が敵陣10m付近でオフフィートのペナルティー。アイルランドに自陣へ入り込まれると、フェイズを重ねられCTBクリス・ファレルのトライを許し7-3と逆転を許す。
直後のキックオフ処理をアイルランドがミス。ジャパンが素早くプレッシャーをかけペナルティーを獲得。今度はトライを狙いにいき直後のラインアウトモールからFLリーチマイケルがトライ。10-7とジャパンが逆転に成功する。