LO小瀧尚弘「もう後悔したくないので頑張る。自分を変えようと思って最初のジャージは大切にしたい」 | ラグビージャパン365

LO小瀧尚弘「もう後悔したくないので頑張る。自分を変えようと思って最初のジャージは大切にしたい」

2021/11/16

文●編集部


相次ぐ怪我によりLO陣が不在の中、もう一度代表に戻ってきた小瀧尚弘。長く在籍した東芝ブレイブルーパス東京を離れ、神戸コベルコスティーラーズへ移籍。「自分が成長したいから決断した」(小瀧)。プロ選手としてジャパンを目指す決意を新たにした。「次の合宿に呼ばれたら全力でやりますし、呼ばれなくてまだ絶対チャンスはある」。その思いは強固なものだった。

「自分が変わろうと思ってから最初のジャージなので大切にしたい」

――ポルトガル代表戦のパフォーマンスについて


まだジャパンのスタンダードに自分が達していないと感じました。スタッツ見てもタックルの回数とか少ないですし、アタックでもいるべきところにいれなかった。アタックもタックルもしっかりとアジャストすることが大事かなと思います。


――今の日本代表の難しさや良さは?


(代表に)来てアジャストのところはシンプルに、いろんなサインだったり、他のチームとプレーに対する考え方、どこに入るなど違いがあるので、それは苦労しています。チーム一丸になるために、定期的に集まってラグビーとは関係ないレクリエーションなどチームが一つになる活動をめちゃくちゃやっている。3人集まって自分の生い立ちなど話したり、横のつながりしたりとか多くしている。みんな仲間として一つになっていきやすいかなと思います。


帝京大時代の小瀧と坂手

帝京大時代の小瀧と坂手

――最初に日本代表に呼ばれたときは若かったが、今の心境は?


最初は選ばれたときはただがむしゃらに与えられたことをやらないといけないと思っていたが、最初は入ってきたときはそう思っていたが、自分から発信することも大事だがまだできていない。必死にチームにフィットできるようにやっていきたい。これからは自分から自主的にやっていかないといけないことが増えていくと思うので、今回だけでジャパン終わらず、継続的に入っていくために必要なのでやっていきたい。


――2023年W杯に向けてどんなアピールをしたい?


トップリーグでは力強さが一つの強さだと思うが、世界相手では通用しなくなっていくので、やっぱり、勤勉に、ひたむきにチームに必要なことをやり続けるしかない。人より優れたものはないと思っているので、そういったところを前面に出していきたい。(帝京大の経験が)すごく力になっています。


――ポルトガル代表戦のレビューをもらっていますか?


今、いろいろクリップも見せていただいて、僕の関連するブレイクダウン、ボールキャリー、モールの入り方など指摘していただいた。合流して2週ですが、ある程度試合ができていると言っていただいて、これからリーグワンで僕のプレーを見てくれるとおっしゃってくれたので、リーグワンでプレーできるように頑張りたい。

――神戸製鋼ではどんなことをしていた?


始まって日も浅いので基本的なことをやっていた。アタックの時どこに入るのか、ディフェンスの時どこに立つのか、ターンオーバーの時どういう動きをするのかなどやっていた。ブレイクダウンのクオリティー、指摘してもらったが、クリーンアウトなど良くなってきたと思うが基礎的なことは伸びてきていると思う。

基礎のところを細かく指導してくれますし、FWの周辺、ラインアウトのこととか東芝で引っ張ってやっていたが、(神戸製鋼の)ベッカーという世界の最高峰を経験しているコーチがいるので、ラインアウトの移動とかステップ一つ教えてもらっている。自分が知らなかったことを今、新鮮に取り組んでいます。


――代表を離れていて2023年の思いは変わらずあったのか? ちょっと波があったのか? 目標をどのように持っていたのか?


別に前回外れたときは、まだ若くて4年くらい前で、何とも思っていなかった。そこまでジャパンに対してこだわりがなかったが、19年W杯を見て、チャンスがあっただけに悔しかった。ジャパンが勝ってくれて嬉しい半面、悔しかった。そこからもう一度ジャパンを目指して頑張ってきました。移籍したのも自分が成長したいから決断しましたし、社員だったがプロになろうとジャパンを目指しました。


――日本代表には帝京大学の選手たちが上の代、下の代で多くいます。


いっしょにずっとやっていたので、やっぱり他の人が出ているのに自分が出られない。みんな出ていたので嬉しかったが悔しかった。刺激になっています。


――日本代表にこだわりがなかったという要因は


シンプルに、あまり人と関わるのが苦手で、東芝はすごく居心地がよかった。ジャパンへ行くと結構、人と話せないので、なんていうか、あまり行きたくなかった。仲のいい選手もいなかったし、練習がきつかった。それも変わってきて、自分の成長、そして日本のために頑張りたいと思いました。


――少し若かった? 


本当に後悔。19年W杯を見て、後悔ばかり。もう後悔したくないので、これから頑張っていきたい。


――ジョセフHCも期待していたが


いろいろ、呼んでいただいたので、それを感じていたが、本気で応えてやろうという気持ちはそこまでなかった。

――2023年W杯に選ばれるために大事なことは?


まずはこのツアーもありますが、そこも本気でやって、リーグワンでしっかりやってアピールすること。次の合宿に呼ばれたら全力でやりますし、呼ばれなくてもまだ絶対チャンスはあるので神戸製鋼で精一杯頑張ることだと思います


――過去の10キャップと違うキャップになった?


僕が変わろうと思って、自分を変えようと思ってから最初のジャージーなので、すごく今、気持ちも違いますし、ジャージーも大切にしたいと思います。僕は(ポルトガル代表戦の)試合後、ジャージーを交換していません。ごめんなさいと言って(断りました)。



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