今週末から第54回日本選手権準決勝が東大阪花園ラグビー場で開催される。その開催を前にJRFU(日本ラグビーフットボール協会)は2017年以降の日本選手権の試合方式が変更となることを発表した。
(以下、JRFUが発表した原文)
公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長・岡村正、東京都港区)は、本日の理事会において、2017年度以降の日本選手権に大学チームが出場しないことを最終決議しました。これに伴って、2017年度以降の日本選手権は、トップリーグの総合順位決定トーナメントを兼ねることになります。
日本代表戦、トップリーグに加えて、昨シーズンからはサンウルブズ結成とともにスーパーラグビーへの参戦が始まり、結果的には年間試合数が増えている状況であります。このような現状を鑑み、日本選手権の大会方式の見直しにつきましてはトップリーグおよび大学チームと協議を重ねてきました。そして、日本代表が2019年のラグビーワールドカップを最高の状態で迎えるためには、シーズンストラクチャーの見直しとラグビーワールドカップ2019に向けた選手のコンディション等を含むウェルフェアを最優先にするべきであると最終判断し、今回の大会方式変更を決議いたしました。
(原文終了)
大会方式の変更理由としては、「ワールドカップ2019に向けた選手コンディション」とのこと。
2019年、さらに2023年とつづくワールドカップに向けて、若い世代の有望選手たちがどうやって強化されていくのか、まだその道筋は明らかになっていない。