関東代表が後半残り20分3トライを奪って逆転勝利! | ラグビージャパン365

関東代表が後半残り20分3トライを奪って逆転勝利!

2015/05/02

文●編集部


5月2日、秩父宮ラグビー場ではニュージーランド学生代表(以下、NZU)と関東代表の試合が行われた。

スターティングメンバー

スターティングメンバー

 

前半からNZUが優位に試合をすすめ、関東代表は攻め込まれてしまい前半21−6でNZUがリードしてハーフタイムを迎える。

ライン際をアタックするWTB酒井(パナソニック)

ライン際をアタックするWTB酒井(パナソニック)

後半、山下弘責(NTTコム)のトライで11-21とすると、NZUもトライを返し11-28とリードを広げるが関東代表の集中力は切れなかった。残り20分となると、関東代表がFWが起点となって驚異の追い上げをみせ、3トライを奪い32−28で逆転で勝利を果たした。

熱い戦いを見せた両チームに拍手をおくるスタンド

熱い戦いを見せた両チームに拍手をおくるスタンド

 

関東代表・永友洋司監督

関東代表・永友洋司監督

関東代表 永友洋司 監督
集まった3日間でよくチームを作ってくれました。本当に嬉しく思います。22m内にボールを入れることが出来ていました。セットピースが安定していたというところが勝因の一つです。この時期に選手を集めることは難しい中で、トップリーグ各チームが
トライを取り切るのか、アタックしていくのかということにフォーカスして準備をしました。今日の試合に出場した選手たちには、日本代表へステップアップするためにも自信が持てた試合になったと思います。

関東代表 和田拓 キャプテン
とにかくFWの頑張りと森田のキックと関東代表のいいところが出ました。単なる前座試合ではなく、自分たちの試合をしようと話しをしました。(前半のPGについては)テストマッチと同じ感覚でプレーすること。落ち着いてプレーをすることが大切かなということで判断しました。昨年、クライストチャーチで戦った時はすごく大差をつけられて負けてしまいましたので本当に嬉しいです。今日はその時のツアーで一緒に回った村田毅(NEC)が代表で先発出場するので、今日の試合も繋がっていると信じています。

 

NZUマグソン監督とダグラスキャプテン

NZUマグソン監督とダグラスキャプテン

NZU ピーターマグソン 監督
後半非常にエネルギッシュに盛り返してきました。最大の教訓は、規律と精度の大切さ。序盤に簡単にトライがとれてしまった。規律は、日本選手たちは良く出来ていたと思います。日本の選手たちは動ける体力は全般的に素晴らしかった。精度の部分も素晴らしかったと思います。特に距離の近い部分でのパスの精度が高かったと思います。

NZU ウェトゥダグラス キャプテン
関東代表はコンバインドチームとして、非常に良いゲームをしていました我々もテストマッチと同じ感覚で臨みました。前半の部分でうまくいきすぎてしまった。その中でも関東がしっかりとついてきたことが大きかった。規律という部分を欠いてしまった。関東はラックを起点に盛り返してきました。火曜日に関東学生代表と試合があります。彼らも同じようにいいチームだと思っています。テストマッチを同じ気持ちで臨みたい。




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