大学選手権レビュー・東洋大のPK強攻は次に繋がる経験。準々決勝の早明再戦は戦術の幅、変化とそこへの対応力に注目! | ラグビージャパン365

大学選手権レビュー・東洋大のPK強攻は次に繋がる経験。準々決勝の早明再戦は戦術の幅、変化とそこへの対応力に注目!

2022/12/13

解説●後藤翔太 構成●大友信彦


翔太です。
11日は秩父宮ラグビー場で大学選手権3回戦を観戦しました。僕は第2試合の慶大-流経大をJスポーツで解説させていただいたので、第1試合の早大-東洋大は観客の立場で観戦しました。


大躍進を果たした東洋大

大躍進を果たした東洋大



まず、試合内容を解説する前に、東洋大について触れたいと思います。
今季の大学ラグビーで、一番印象に残ったチームを聞かれたら多くのファンが東洋大の名をあげるのではないでしょうか。2部から上がって1年目で大学選手権に初出場。リーグ戦5位までが大学選手権に出場できたときは昇格1年目で選手権に出場したチームもあったといいますが、現在リーグ戦に3枠しかない中で上位に入っての選手権出場。シーズンを通じて素晴らしい戦いを見せてくれたと思います。


東洋大は僕にとってシーズン前から注目していたチームでした。
早大は昨季から、菅平の夏合宿で東洋大と練習試合を組んでいます。僕が早大のスキルコーチを務めていたとき、東洋大の福永監督に話をいただいて、大田尾監督に話を繋いだ……という関わりもあったのですが、菅平で東洋大の選手たちと接したときの印象がとても良かったんです。グラウンドへ入ってくるときのあいさつを含めた振る舞い、雰囲気が、見ていてすごく気持ちよかった。そのときはまだリーグ戦の2部でしたが、素晴らしいチームだなと感じていました。

プレミアムコラム

この記事の続きを読む。

購読手続をすると全ての内容をお楽しみいただけます。
メールアドレス
パスワード

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ