HO堀江翔太と共に、後半から埼玉パナソニックワイルドナイツ のフィニッシャーとしてチームを支えているのがニュージーランド出身で日本代表でもあるPRクレイグ・ミラーだ。愛称は「ミルジー」。
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ニュージーランドのダニーデン出身。現在日本代表の指揮官であるジェイミー・ジョセフやトニー・ブラウンコーチの下、ハイランダーズでプレーしてきた。2017年夏にハイランダーズの一員として来日しパナソニックと対戦したことがきっかけで、日本でのプレーを決意した。2018年からサンウルブズとパナソニックの両方に在籍してスクラムを支えてきた。
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サンウルブズでは共同キャプテンも務めた
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「元々は、ニュージーランドとは全く違う、ユニークで特別な新しい国を体験したかっただけなのです」と話すが、2019年にはサンウルブズでは共同キャプテンを務めチームを牽引した。そして2021年、3年居住(当時)の条件をクリアし代表資格を得て日本代表スコッドに入り、6月のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦に後半14分から出場し、日本代表初キャップを得た。
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「この国は本当に素敵な国で、住むのに最適な場所だし、エキサイティングなことがたくさん見つかる場所なんです。だから、自分を信頼し続けてくれたワイルドナイツには感謝しかないですね」と話すミラーと、今ではすっかり日本に馴染んでいる。
昨季のリーグワンでは、主に控えからの出場だったが13試合に出場し、スクラムの強さ、安定感あるプレーでワイルドナイツの連覇に貢献した。5シーズン目となった今季も、やはり途中出場が多いものの全11試合に出場している。
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そして3月12日(土)に東京・秩父宮ラグビー場で行われた東京サントリーサンゴリアス戦でも後半から出場し、41-29の勝利に寄与した。「春の陽気の中、このような大観衆を見ることができたのは、本当に素晴らしいことでした。本当に2つの強いチームが80分間ぶつかり合いました」と笑顔を見せた。