22日、リーグワン、トヨタヴェルブリッツ(旧:トヨタ自動車ヴェルブリッツ)が新リーグ開幕を前に、新キャプテンのSH茂野海人とNO8姫野和樹と新規加入した、オールブラックス・LOパトリック・トゥイプロトゥと南アフリカ代表・ピーターステフ・デュトイ、そして指揮をとる、サイモン・クロンヘッドコーチが会見を行った。昨年、トップリーグでは3位に終わったチームは、今季初代王者をかけ、プレシーズンからどんな準備をつづけているのか。また、新規加入した2人が日本でラグビーをプレーすることを選択した理由とは。余すところなくお届けする。
――今季のチーム作りや新リーグの展望
サイモン・クロンHC
非常に良い形でプレシーズンを過ごすことができています。チームとして一体感をもって活動ができています。また、新しい選手も入ってきて、非常に楽しみにしています。シーズンを迎えるにあたり、これまで築き上げてきたコンビネーションの組み合わせを見るのも非常に楽しみですし、また選手層(の厚さ)といったところも作ってきたので、強みとしてやっていきたい。
本日ここに出席している選手たち全員とチームのスタッフ全員含めて1番になるという目標以外のことを考えている者はいません。そういったメンタルでシーズンを迎えたい。チャンピオンになるためにはプロセスが必要であると充分承知しています。フィールドに出るたびにそれぞれの役割を遂行し、また同時に楽しむといったところを大切にして挑みたい。
非常に全員興奮してシーズンを楽しみにしています。一緒にプレーが出来る子と共に時間を過ごせることと言った所を楽しみにしながら、本当にシーズンが待ち遠しい限りです。
LOパトリック・トゥイプロトゥ
こんにちは。まず初めに日本にこうやって迎えてくださったトヨタベルリッツ、日本の皆様に非常に感謝しています。家族をおいてニュージーランドから日本まで1人で参ってきましたが、非常にクラブ、トヨタヴェルブリッツに関しては良い事ばかり聞いておりましたので、楽しみにしてました。これまで歩んできた歴史にもちろん敬意を払っていますし、全力で努めていきたいと思っています。
数週間チームのプレーヤー、メンバーとともに励んできましたが、毎日非常に楽しく取り組んでますし、またみんなのことを知ることも毎日楽しんでいます。日本、そしてトヨタでプレイできることを感謝するとともにリーグワン初戦を楽しみにしてます。