2月8日、ジャパンラグビーリーグワンは第7節を迎えた。クボタスピアーズ船橋・東京ベイは敵地ニッパツ三ツ沢球技場で横浜キヤノンイーグルスに30-22と逆転勝利。勝点を24に伸ばし、暫定2位に浮上した。
前半、スピアーズは2つのトライをイーグルスに許し3-12と9点ビハインドで後半を迎える。すると後半3分、WTBハラトア・ヴァイレアのトライを皮切りに追撃を開始する。

スピアーズは前半、押川敦治のPG1本だけだった

後半3分ハラトア・ヴァイレアのトライを皮切りにスピアーズが追撃
10分、パスインターセプトされイーグルスFB普久原琉にトライを許すも11分、スピアーズの「ボム・スコッド」が投入され、ここから再び流れが変わる。マルコム・マークス、おペティ・ヘルとインパクトプレーヤーがイーグルスにプレッシャーをかけると15分、SO押川敦治がPGを決め11-19。

後半11分スピアーズ版「ボムスコッド」が投入

マルコム・マークス

後半15分藤原忍と祝原涼介がヘッドコンタクト。田村優がプレーを止めてレフェリーにアピール

後半15分押川敦治のPGが決まり19-11と8点差へ
さらに20分、ハラトア・ヴァイレアが2本目のトライを決めると、続けて25分にもハットトリックを決める。さらにヴァイレアは右隅の難しいコンバージョンを自ら決めて23-22と逆転に成功。

後半20分・ハラトア・ヴァイレアが2本めのトライ

さらに25分ハラトア・ヴァイレアのハットトリック

ヴァイレアはフィニッシャーとしての役割を果たした
さらに後半34分、CTBリカス・プレトリアスのトライで勝負あり。直後のゴールをヴァイレアが決め8点差としてイーグルスのボーナスポイントを打ち消し試合終了。

後半34分CTBリカス・プレトリアスのトライ突き離す

ヴァイレアが再び右隅からのゴールを決めイーグルスのボーナスポイントを消した
鮮やかな逆転勝利で5勝1敗1分とした。この試合のMOMはもちろん、3トライ2ゴール19点を決めたハラトア・ヴァイレア。勝利したスピアーズは次節、ホスト・えどりくでコベルコ神戸スティーラーズを迎え撃つ。