26日。埼玉パナソニックワイルドナイツに勝利し、2季ぶりにファイナル進出を果たしたクボタスピアーズ船橋・東京ベイ。HOマルコム・マークスは先発出場。先制のトライを決め、さらに後半の勝負所で自らのキックでチームを大きく前進させた。試合後のコメントを紹介。

マークスがトライ
ディフェンスは一生懸命やってきたところです。今日はタフな試合になることはわかっていましたし、ワイルドナイツもいいアタック、ディフェンスがあるので、自分たちとしてはディフェンスのフォーカスポイントを決めてそこがうまくできた。ですが、ミスもあるとは思っていたので、ミスした後での切り替えというところもフォーカスしていました。
――キックについて
直感で、裏のスペースを見たら空いていたので蹴りました。ノックアウトステージになるとテリトリーが大事になってくるので、あの場面だったら、あそこからアタックされても80mとかあるので。

マルコム・マークスが絶妙な加減でキック。敵陣深くまで前進した
――(連戦が続いて)疲労は?
特に疲れているというのは実はなくて、シーズン通じてそんなに変わらないし、一週間の準備の段階でもコントロールしてきたんで。水分補給なのかなにかはわからないですけど今は大丈夫です。
――いいパフォーマンスを出せているのは?
自分以外にもフィールドには14人いて、自由にやらせてもらっているということと、ベストな状態で各自がいろんなところで一生懸命やっているからかな。ラグビーはチームスポーツですし、1人だけっていうわけじゃないと思うよ。
ディフェンスのクウォリティについては(スコットマクラウドDFコーチが)いろんな物事を明確にしてやらせているからだと思います。あとはそこから生まれるハードワーク。お互いのためにみたいなところがあるからだと思うな。選手同士も距離が近いし、仲良くやっているからね。

――決勝に向けて
その質問、今日3回目だよ(笑)。まずは今日の勝ちをエンジョイして、お祝いをしてから週明けの火曜日から練習のために集合するまでしっかりリカバリーして休んで、火曜日から仕切り直しして練習していきたい。
東芝さんも強い相手ですし、レギュラーシーズンで対戦したときもいい試合だったので、絶対ではないんですけど、しっかりプランとしてやると決めたことをどれだけ強くやれるか、それが結果に繋がると思います。まずは、今日の勝利をエンジョイしたいね!