3月9日、埼玉ワイルドナイツとの全勝対決に敗れて8勝1敗となったブレイブルーパス東京。先制トライを挙げたものの、その後は風下で相手のディフェンスに苦しみ、後半もトライを許してしまい29-10と点差を広げられた。その後、ブレイブルーパスも意地を見せて日本代表LOワーナー・ディアンズらが2トライを挙げて29-24と5点差に迫るも、最後も失トライを許し36-24で敗れた。試合後にLOディアンズに話を聞いた。
――今日の試合を振り返って
強いっす。ディフェンスも強いし、自分たちのミスから相手がプレッシャーをかけてくれるのが上手です。
――相手のディフェンスを崩せなかった?
自分たちのミスですね。風下でプレーしようとし過ぎてペナルティーも多かった。相手がキック蹴って点を入れて、自分たちがやりたいようなラグビーではなくて相手に流れがいってしまった。特に前半最後の20分と後半の最初は自分たちのやりたいラグビーではなかった。ディフェンスでプレッシャーを受けた。逆にアタックでミスしてディフェンスでペナルティーをあげる厳しい時間帯だった。
――ボールキャリーも多かったが
相手のディフェンスによって、近いところでアタックすると決めてFWが多くキャリーする場面が多かった。僕だけでなくNO8シャノン(・フリゼル)もそうだし、LOアニセ(サムエラ)さんもそう、FWでいっぱいキャリーした。マイケルさんがいたら僕、もうちょっと楽かな。ずっと仕事してくれるので、帰ってくるのを待っています。
――ボールキャリーの意識が強かった?
特に前半、風が強いとわかっていてキック蹴れない状況になって、相手の広いディフェンスに対して、(その)間にアタックしようという感じだった。だが、それでミスが起きたり、上手くいかないときもあった。相手の広いディフェンスから、近いところでアタックするのに相手が変わってうまく狭いところでディフェンスしてきて、上手くアタックできなかった。
――次に対戦するとしたら意識したいことは?
ペナルティのところですね。無駄なペナルティが多くて、相手がエリア、そして点を取った。ボールをスローにさせようとしたけど、相手のキャリー上手いし、クリーンアウトするのも上手いのですごいタフだった。ロールアウェイもうまくできないし、ジャッカルしようとしてもちゃんとしたところからできなかった。修正したい。