26日、トヨタヴェルブリッツは、クボタスピアーズ船橋東京ベイと対戦。序盤こそ接戦となったものの、後半、次第に相手のペースでゲームが進み最後まで本来のスピードあるアタックを繰り出すことができず引き離され完敗。試合後、サイモン・クロンHCは、ゲームマネジメントの部分で課題がある点を指摘した。また、試合後半から出場のSH茂野海人は、自分たちのミスが多かったこと、そして、ディテールの部分でやりきれなかったことがトライにつなげることができない要因と話した。
トヨタヴェツブリッツ サイモン・クロンHC
非常に残念な結果です。ゲームのマネジメントといった点でうまくいっていなかったと思います。とくに後半は風上のコンディションであったので、テリトリーやプレッシャーを狙ったそういったプレーをかけるところではありましたが、相手にプレッシャーをかけられてしまい、簡単な得点を許してしまいました。
――想定外だったことはありますか?
想定外といったところは特にありません。強いていうのであれば、やはり自分たちとしてはゲームのマネジメントをより良いものにするべきであったといったところと、後半最後20分、25分で自分たちのエラーから敵陣に攻め込むことができなかったということでしょうか。
SH茂野海人キャプテン
結果あのようになってしまって、本当に悔しくて。やっぱり自分たちのミスが多かったかな。簡単なペナルティも多かったし、ディフェンスのところも多かった。あの後半のところの、その最後の方だと思うんですけど、レフェリーとのコミュニケーション。 どうやってうまくあの戦略的にやっていくかっていうのが変わると思うんで、この一週間、それで次の試合の準備して、また成長していけるようにやっていきたいと思います。
――後半、インターセプトでの1トライだけで終わってしまったんですけれども、崩し切れなかった要因というのは。
そうですね。まあセット(プレー)もよくなかったと思いますし、やっぱり相手の2枚目の(寄りの)ところですかね。サポートがこちらが遅れている場面もありましたし、キャリーのところとか、本当に細かいディティールのところをしっかりやれば、トライに繋げたかなっていうふうに思います。その一つの役割がずれてしまうことで、トライまで繋がらなかったり、相手のボールになってしまったりというところがありました。