久々の先発で存在感を見せた立川理道―攻守でチームに貢献。スピアーズは3位をキープ。 | ラグビージャパン365

久々の先発で存在感を見せた立川理道―攻守でチームに貢献。スピアーズは3位をキープ。

2025/02/17

文●編集部


クボタスピアーズ船橋・東京ベイは15日、コベルコ神戸スティーラーズに勝利し「えどりく20連勝」を達成した。久しぶりに先発出場となったCTB立川理道は、同点のトライを決め、さらにスティーラーズ、FLコストリーのトライをトライライン直前でタッチに弾き出し攻守にわたって存在感をみせてPOMに選ばれた。チームは3位をキープ。上位2チームにピタリと追走している。

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ 立川理道(POM)

ーー素晴らしいトライでした


良かったです。分析していて相手の9番の立ち位置とか。なので『狙い撃ち』です。



ーーいい準備ができていたとフランHCが言われていました


そうですね。具体的に何が良かったのか、特にゲームの立ち上がり前半40分見たら、そこまで良くなかったと思うので、良い準備がどう反映されているのかみたいなところまで、もうちょっと深堀りしていかないと。

ここ数試合前半の立ち上がりが良くないと思うのでそこはちょっと反省していきながらやっていく必要があるのかと思います。

前半は敵陣に釘付けになった時間帯でなかなかポイントに変えられなかった中で、自分たちで勝手にプレッシャーを自分たちに対してかけてしまったのかなと思います。焦ってうまくいかないことを続けてしまったと思いますし、それはキヤノン戦でも同じようなことがあったんで、そこは日々の練習でしか修正できないし、ゲームの中でももう少し切り替えながら、もしかしたらペナルティーゴールを重ねていった方が良かったのかもしれないですし、もう少しFWで粘ったほうが良かったのかもしれない。


そこら辺は相手のイエローカードもあったんでポイントというよりも、タッチに蹴ってモールという判断が合ったんですけどそれがうまくいかなかったんで、どう相手にプレッシャーをかけていくかというところは少し課題というか、ゲームの入りのところは大事にしていきたいですね。


ーー前半一人多い分、ショットではなくタッチに蹴り出した判断だったということですね。


一応相手のキーマンでもあるNO8がイエローカードだったので、モールで押せるのかなとは思いましたし、そこの判断に関しては後悔していないですけど、モールからのアタックだったりとか、精度の部分はFWが多分反省すると思いますし、BKとしてもショーンが抜けて響が落としてしまった部分は本当にフィニッシュの部分がなかなかうまくいかなかったところもあったのでそこは少し学びかなと思います。

ーーコンテストキックにプレッシャーをかけて後半流れをつくりましたが、神戸はキックに対してどう対応してくるとイメージしていましたか


前半と後半で風が変わって、前半は風上だった中でエリアは取れましたけどポイントに変えることができなかったんですが、後半セットピースだったり、ボールを持っている選手にプレッシャーをかけようという話をしていた中でうまくコンテストキックも自分たちの強みではあるのでそこはうまくいったかなと思います。

コストリーを弾き飛ばしてトライをさせなかった

コストリーを弾き飛ばしてトライをさせなかった


ーー追う展開と追われる展開どちらがいい?


状況にもよりますけど、今日なんかでは、後半の入りにポンポンとトライをとって5点差になった段階でどっちがプレッシャーかかるかっていうと多分神戸だと思いますし、追いかけている方が楽みたいなものはあるんですけど、やっぱりそこからポイント取るまでには少し時間もかかりましたし、そこからトライとってゴール決めて2点差になるとまたプレッシャーが変わってきたりして、追う、追われる難しさはあるんですけど、基本的にしっかり先行していってゲームをうまく支配した方が勝率は高いと思うので、今日みたいな追う方は難しくなってくると思います。特に先を見据えてというのではないですけど、プレーオフだったりでは追う方が絶対に厳しくなってくるので、そこを含めて今日の前半の入りのところはしっかりと修正する部分ですね。

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