5月7日、昨年大学選手権準優勝の早稲田大学は、春季大会初戦で東海大と対戦。激しい雨と風による厳しいコンディションの中、開始早々に3連続トライで流れをつかむが、そこから東海大に2つのトライを許し、5点差とされる。それでも、相手にシンビンが出され数的優位に立つと、35分、FL永嶋仁のトライで26-14で折り返す。
後半最初にHO佐藤健次のこの試合2本目のトライで33-14とすると、その後は互いにスコアを追加できないまま試合が進み、後半終了間際に東海大にトライを許すも、33-19で新チームとしての初の公式戦を白星で飾った。
チームを率いる大田尾竜彦監督は「今日は選手個人にテーマを決めさせた」と話し、自主性を尊重しチームづくりを行っていることを離した。試合を振り返って、新キャプテンのSO伊藤大祐、2トライを決めたHO佐藤健次のコメントを紹介する。
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早稲田スタッフ陣
早稲田大学 大田尾竜彦監督
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左から大田尾竜彦監督、伊藤大祐主将、佐藤健次
今日の試合は今の状態で東海大さん相手にどうかというところを見たいなと思っていました。今日は雨というコンディションでプレーが制限されていたことも結構あったので、天気がいい状態でその辺はみたいなと思っています。
――今日の試合のテーマはありましたか?
今日は各個人にテーマを決めさせました。最初は、そういうものも自分たちで作らせていきたいなと思っています。今日は特に僕からのテーマはなかったです。
――東海相手に失トライ3という結果について
去年からの経験者が多く出ているので、自分たちの中で課題を見つけて自分たちでコミュニケーション取りながらやっているという姿が結構印象的で、その辺が試合中でも繋がりだったりという部分に出てきているのかなと思います。
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SH・宮尾昌典