9月12日、厚木市の荻野運動公園陸上競技場で、キャピタルウィメンズセブンズ2020が行われた。
この大会は、太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ昇格を目指す女子セブンズ中堅３チーム、湘南ベルマーレ、ブレイブルーヴ、世田谷レディースが協力し、自分たちでレベルアップを目指して昨年設立した大会。
昨年は4大会を開催し、湘南ベルマーレが総合優勝。
今年は新たに2チームの参加を得て4月の開催を目指して準備していたがコロナ感染に伴い延期、その後5月の開催を目指しもののやはり断念。それでも、大会開催の可能性を探り続け、9月のこの時期に開催にこぎつけた。
今回は湘南ベルマーレ、ブレイブルーヴ、世田谷レディースのコア3チームに加え、太陽生命シリーズコアチームの横浜TKMも招待チームとして参加した。
大会で輝いた選手を本誌恒例 ドリームセブンとして紹介する。
渡辺莉紗 横浜TKM
PRながら50m6秒台の俊足でこの大会3試合で5トライをあげトライ王。
とりわけ2戦全勝同士、優勝決定戦となったブレイブルーヴ戦の前半、TKMの3トライすべてを決めるハットトリックで優勝を大きく引き寄せた。ゲームが動き出すと大外の位置でトライチャンスを狙う姿にはトライゲッターの風格も。
武藤玲子 ブレイブルーヴ
力強いステップで相手ディフェンスを突破、初戦の世田谷レディース戦で3トライのハットトリックでチームを勢いに乗せた。ベルマーレ戦でも2トライをあげTKM渡辺と並び今大会トライ王。駒込高を卒業して今春日本女子大に入学。
