サクラ15の活躍がラグビーファンの関心を集めていた一方で、もうひとつの女子日本代表、サクラセブンズもまた、世界と戦う準備を進めていた。
しかも、世界との戦いの本番は、10月にワールドカップNZ大会を控える15人制サクラフィフティーンよりも目前に迫っている。
サクラセブンズが臨むワールドカップセブンズは9月9-11日の3日間、南アフリカのケープタウンで開催される。だがその前にもうひとつ、重要な大会がある。ワールドシリーズのコアチーム昇格をかけた「ワールドラグビーセブンズチャレンジャーシリーズ」が、8月12-14日の3日間、南米チリのサンチャゴで行われるのだ。
出場するのは12チーム。4カ国ずつ3組でプール戦を行い、決勝トーナメントを行い、優勝チームがコアチームに昇格する。女子の組み分けは以下の通り。
【プールD】南アフリカ、中国、ケニア、チリ
【プールE】ポーランド、ベルギー、パプアニューギニア、アルゼンチン
【プールF】日本、カザフスタン、コロンビア、メキシコ
昨年の東京五輪では中国が7位、ケニアが10位、日本が12位だ。