24日、ラグビー女子15人制日本代表はワールドカップ2021の戦いを終え総括会見を行った。浅見敬子ナショナルチームディレクターとレスリー・マッケンジーヘッドコーチがこれまでの活動を振り返った。
浅見敬子ナショナルチームディレクター
チームとしては目標としていたトップ8は達成できなかったが、一試合、一試合、選手 スタッフが懸命にやってくれた。私自身誇りに思うチームだし、成長を止めないチームはこういうチームだなと感じた。ニュージーランド戦も含めて4試合で、素晴らしいチームになったと感じています。
――3年後のW杯に向けて、これからどんな経験を積ませていきたいか
まずは、2017年からのレビューを持って、2019年1月からW杯まで、現体制になってからの道筋、何が結果としてよかったのか、何が上手くいかなかったのか。コロナの影響もあるが、しっかり分析して評価していかないといけない。選手やヘッドコーチから(イタリア戦後)試合経験、経験値で(他の国と)壁を感じたという言葉があったが、それは間違いない。レビューとして客観的に意見をいただきながら、代表強化部門として見据えていきたい。
――今後の体制はまだ決まっていない? レスリー・マッケンジーHCとの契約は今年の年末まで?
はい、そうです。しっかりここは何が良かった、悪かった、どう変えていくかということをもう少し客観的に見ていかないといけない。現状では決まっていない。すべてのことがこれからです。
――今後の強化の方針は
間違いなく、(新しい国際大会)「WXV」が始まりますので、毎年しっかりやっていって、W杯は3年後なので、W杯に向けて強化を進めていく必要があります。今大会は1年多かったことが間違いなくプラスに働いた。次の大会は1年少なくなったので、我々はどうやっていくか、大きなところです。(現体制の)強化の内容を振り返って、次に進むことをしっかりやっていきたい
(新しい国際大会は)来年の秋の予定で、フォーマットが変わらなければ3試合になるはずです。またホスト国も確定していないし、どのチームがどの枠になるか、予選もあります。どの国がどの枠に入るかにもよると思います。