10月24~25日の両日、熊谷ラグビー場で、第3回U18全国女子セブンズが開催された。
コロナ禍ですべての大会が休止した2020年、日本協会が主催する公式の大会としてはコロナ後初の開催となった大会は、参加する全選手、関係者、最終日だけ取材を許されたメディアにも過去2週間にわたる健康調査票提出を求めるなど入念な感染防止策をとって行われた。
大会は、半年近いステイホーム期間があったとは思えないほどスキル面でもフィジカル面でもレベルアップを感じさせ、接戦の連続となった。特にカップ戦に進んだ4チームは実力が拮抗。抜かれても簡単にトライさせないバッキングアップの集中力、反応の早さが随所に発揮されていた。
カップ戦・準決勝
関東学院六浦 17-15 石見智翠館
京都成章 15-12 國學院栃木
カップ戦準決勝は、昨年の決勝の再現となった石見智翠館と関東学院六浦、そして昨季は創部2年目で4強に進んだ京都成章と、夏の菅平交流大会を制した國學院栃木という顔合わせ。
第1試合は関東学院六浦が17-15で3連覇を狙った石見智翠館に勝利。第2試合は京都成章が15-12で國學院栃木を下したが、2試合とも最後まで勝負の読めない激戦だった。