JAPANXV、マオリ・オールブラックス戦試合登録メンバー発表!17名がノンキャップの若いメンバー中心に | ラグビージャパン365

JAPANXV、マオリ・オールブラックス戦試合登録メンバー発表!17名がノンキャップの若いメンバー中心に

2025/06/26

文●編集部


27日に行われる「リポビタンDチャレンジカップ2025」 マオリ・オールブラックス戦JAPAN XVの試合登録メンバーが発表された。ゲームキャプテンは下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス)、バイスゲームキャプテンはSH福田健太が務める。ノンキャップメンバーは23名中17名、ニール・ハットリーHC代行は「トレーニングの選手たちの出来、諸々の要素をコーチ陣で吟味して選出した」と話した。

JAPAN XV マオリ・オールブラックス戦試合登録メンバー

◎ゲームキャプテン ◯バイスゲームキャプテン

1 小林 賢太 ( 東京サントリーサンゴリアス , 0)
2 江良 颯 (クボタスピアーズ船橋・東京ベイ, 0)
3 竹内 柊平 (―, 13)
4 エピネリ・ウルイヴァイティ (三菱重工相模原ダイナボアーズ, 6)
5 ワイサケ・ララトゥブア (コベルコ神戸スティーラーズ, 0)
6 ヴェティ・トゥポウ (静岡ブルーレヴズ, 0)
7 下川 甲嗣 ◎ (東京サントリーサンゴリアス, 14)
8 青木 恵斗 (トヨタヴェルブリッツ, 0)
9 福田 健太 〇 (東京サントリーサンゴリアス, 1)
10 サム・グリーン (静岡ブルーレヴズ, 0)
11 植田 和磨 (コベルコ神戸スティーラーズ, 0)
12 チャーリー・ローレンス (三菱重工相模原ダイナボアーズ, 0)
13 シオサイア・フィフィタ (トヨタヴェルブリッツ, 16)
14 メイン 平 (リコーブラックラムズ東京, 1)
15 竹之下 仁吾 (明治大学, 0)

16 佐藤 健次 (埼玉パナソニックワイルドナイツ, 0)
17 木村 星南 (東芝ブレイブルーパス東京, 0)
18 木原 三四郎 (東京サントリーサンゴリアス, 0)
19 山本 秀 (リコーブラックラムズ東京, 0)
20 木戸 大士郎 (東芝ブレイブルーパス東京, 0)
21 北村 瞬太郎 (静岡ブルーレヴズ, 0)
22 中楠 一期 (リコーブラックラムズ東京, 0)
23 ハラトア・ヴァイレア (クボタスピアーズ船橋・東京ベイ, 0)

JAPAN XV ニール・ハットリーHC代行

ニール・ハットリーHC代行

ニール・ハットリーHC代行


――メンバー選考はジョーンズHCのアイデアなのか?


我々は日本のみなさまに日本代表のチームを知っていただきたい。エディーからプラン、どういう風に進めていくか大枠は提示されていた。プレーオフに進出したチームの選手は遅れたが、参加している選手からベストを選んだ。トップ4の選手は遅れて合流したが、その選手たちは日本代表の方にベストなコンディションを整えてもらっている。(今回のメンバーは)トレーニングの選手たちの出来、諸々の要素をコーチ陣で吟味して選出しました。


――マオリ戦のミッションは


もちろん勝つことが第一ですが、昨シーズンからの積み上げができているかを見たい。アタックは咋シーズンから機能していたが、そこからさらに向上している部分があるのでその出来を見たい。ディフェンスにもこだわっているので、ディフェンスも見たい。ディフェンスは昨シーズン、苦戦したので、そこの改善を見られたらと思う。トレーニングでやっていた成果、アタック積み上げていく、ディフェンスはやってきたこと体現できるかです。

サム・グリーン

サム・グリーン


――SOグリーンの評価は


彼は非常に良い練習を重ねている。10番は層を厚くしたかったので良いです。李もいますが、グリーンは非常によく適応している。彼は静岡でも良いシーズンを過ごしたと思うので、静岡で積み上げたものをジャパンでもやってほしい。出だし好調だと思います。

青木恵斗

青木恵斗


――「JAPAN XV」として、合流した選手たちの中で、NO8青木が先発。他の選手も控えに入りました。マオリ戦で活躍すれば代表に昇格する?


JAPAN XVの選手にもチャンスがあると思います。U23の遠征も若手を育成して層を厚くする意味で遠征に行きました。青木もNZU、ホンコン・チャイナ代表で良い試合をしました。彼に新たな機会があるということです。そして若手の選手に私自身もワクワクしています。彼は今回の試合でベストなプレーをして、今後ジャパンで活躍するチャレンジをしてほしい。


――何%くらいがウェールズ代表へのセレクションなのか?


具体的に何%と数字に表すことはできないが、ウェールズ代表戦で、どうチームを構成するかは、土曜日の試合の後に検証していきたい。常に試合でもトレーニングでも、ポジション争いをしてほしい。しっかり良いプレーをして、ウェールズ代表戦で、日本を代表として戦うに値するパフォーマンスを見せてほしい。練習や試合で切磋琢磨して チームの層を底上げしたいと思います。

――マオリ戦は、10キャップほどの選手もいるが若い編成です。


下川や、昨季多く出場した選手、若手も入っていて、良いブレンドだと思います。新しいメンバーに関しても 自分たちの所属していたクラブで非常に良いプレーをしていたのでJAPAN XVとして戦うチャンスを与えた形でこういった編成になっている。次のレベルでプレーできるか見せるか良いチャンスで、テストマッチで通用する場として提供した。

ゲームキャプテンを務める下川甲嗣

ゲームキャプテンを務める下川甲嗣


――ディフェンス、スクラムへの期待感は?


スクラムは昨シーズン、NZ戦はよく組めていて、フランス戦もよく組めていて、両方100%で、フランスからはペナルティーももらえた。スクラムは日本人にあったスクラムを組むべきと思っていて、オーウェン・フランクスのコーチもあって良いステップを組めた。フロントローは若手を使ったが、今シーズンは昨シーズンから成長した姿を積み上げてくれると期待している。

――大学の竹之下がメンバーに入った


若手の中で活躍した大学生で、U23、オーストラリア遠征で竹之下を見た田が、目立っていた。清水、中森ら ポジティブな成長が見られた選手がいたが、竹之下 はいかんせん、ハードワーク、仕事、努力、空中戦でも仕掛けるし、勇敢にディフェンスもしかける。日本代表のためにハードワークできると感心しています。スタッツで見ても良い数値が出ている。昨シーズンの矢崎みたいに期待の持てる若手だと思います。

――HO江良について


HO江良についても、非常に感心しています。スクラムでもドミネートし、ディフェンス、ジャッカルも強かった。ボールキャリーも強かった。クボタのFWの要となる選手として、セレクションに入っています。彼を選んだのは即答できたくらいです。スピードを持ってもっと激しく、ステップアップした姿を見たいと思っています。


JAPAN XV 下川甲嗣ゲームキャプテン

ゲームキャプテンを務める下川甲嗣

ゲームキャプテンを務める下川甲嗣


――ゲームでどういう部分を発揮したい?


かなりフレッシュなメンバー、若いメンバーですし今週から合流した選手もメンバーの中に入っている。限られた時間の中で、ジャパンがウェールズ代表戦、その先を目指すラグビーをする中で、今シーズンも超速を掲げているので、マオリの試合で、テンポのところだったり、テンポのスタートはブレイクダウンだと思う。

(相手の)フィジカル強いと思うので、そこで、まずこっちから仕掛けるイメージで 自分たちのテンポを作っていけばアタックのところは得点するチャンスがつかめると思うので、まずスタートの15人から(テンポを)作っていければいいなと思います。

――(リーグワン)トップ4(に入ったチームからの選手)はあまり選ばれないで、早くから合宿している選手が選ばれています。どういった意識を持っている?


自分含めて今回の全員が、今回の試合がアピールの場でもありますし、次の日本代表の試合に出たいと個々の思いがあるので、それをしっかり出していかないといけない。その中で、自分が自分がとなるところと、 チームファーストチームファースのところで、自分がどれだけ出せるか。日本代表というチームとして団結できるか。これからトップ10に勝っていかないといかないチームなので、マオリ戦は、アピールしないといけないが、チームとして結果を残していきたい。


――テストマッチに近い試合でゲームキャプテンを務めます。


今回、(ゲームキャプテン)選んでもらって光栄に思いますし、ゲームキャプテンとして責任を感じています。僕個人としては、しっかりフィールドの中でジャパン・ファーストを一番に体現する、その部分をリードしていくのが大切かなと思います。


――ディフェンスの手応えは?


もう1回、ジャパンとしてのシステムを整備したい。去年の秋は3フェーズで相手にテンポを作られて、自分たちのディフェンスをもう一度整備するのが難しかった。相手はターンオーバーからキックカウンターからのアタックが強みだと思うので、つながりを持って、前に出るチャンスがあれば上がってディフェンスのサイクルを作っていければと思います。

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