18日、JAPANXVはオーストラリアAとの強化試合に挑み7‐71で大敗を喫した。デーヴィッド・ヴァンジ―ランド、タイラー・ポール(2人ともクボタスピアーズ船橋・東京ベイ)は、80分フル出場を果たした。来週に向けてこの負けをどう活かしていきたいか試合後話を聞いた。
FLタイラー・ポール

タイラー・ポール
(試合に出れたことは)とても光栄ですけど、この結果はとても残念です。タフなゲームでした。自分としてはベストを尽くしたんですけど、プレッシャーを受けてしまいスクランブルディフェンスをしなければならない状況でした。

――ラインアウトが苦しかった。
オーストラリアAはコンテストの部分で競ってきました。そこは相手も素晴らしかった。私達として何が要因だったのか、動きだったのか、それ以外だったのか、そこを明確にして練習で精度を上げていかないといけない。失敗から学んでいかないといけないと思っています。

――LO、FLと宮崎合宿でやっていますが、成長させていくべきこと
あまり詳しくは伝えることはできませんが、一つのことではなく多くのことを成長させていかなければなりません。コーチからはワールド基準のプレーを要求されているので。

LOデーヴィッド・ヴァンジーランド

デーヴィッド・ヴァンジ―ランド
インターナショナルステージでプレーができて、自分としてもステップアップできたと思っています。今年はこれまでとは違ってかなりチャレンジングな相手との試合が控えているのでもっともっと成長していかないといけない。

――今どんな気持ちでインターナショナルレベルのチャレンジに挑んでいますか?
代表活動に参加できてとておも光栄に思っているし、こういった素晴らしい機会を与えてもらっているので、とにかく100%貢献したいし、全て出し切るだけかなと思っています。
――どういうプレーでアピールしたい?
セットピースとワークハードだね。あとはコミュニケーション。

――フィジカルはこれまでの相手とはやはり違いましたか?
とてもフィジカルなチームでしたけど、学びはたくさんありました。とにかく良くするためにどうするかというのを考えてやっていきたいと思います。
――今合宿をしている中で良くコミュニケーションを取っている選手はいますか?
やっぱりLOの選手が多いですね。ラインアウトに関しては、ワーナーやジャック、あとはチームリーダーのアキ(奥井章仁)。アキは素晴らしいリーダーです。

――「超速ラグビー」はプレースタイルにあっていますか?
そうだね。ジャパンのアイデンティティーなので、そのスタイルでプレーすることが好きだよ。クイックラックで速いテンポでセットするスタイルは、どうやって試合に勝つかという点では重要になる部分だからね。