矢崎由高、復帰戦でトライ!「前半の失点の多くはトランジションでのミス」 | ラグビージャパン365

矢崎由高、復帰戦でトライ!「前半の失点の多くはトランジションでのミス」

2025/10/18

文●編集部


18日、オーストラリアAとの強化試合に臨んだJAPANXV。唯一奪ったトライはFB矢崎由高(早稲田大学)の個人技によるトライだった。怪我で代表活動を離れていた若き才能が再びジャパンに戻ってきた。試合後のコメントを紹介する。

FB矢崎由高

矢崎由高

矢崎由高


――持ち味を見せたトライを振り返って

オーストラリアAはフィジカル的にも強くて苦しんだ場面も多いが、(トライは)前にスペース見えて、コミュニケーション取れた結果かな。

――試合を振り返って

個人としては代表活動に入って久しぶりの試合だったので緊張感がありましたし、結果はまだ残していないので良い感触ではいえない。ここからパフォーマンス戻して、勝ちに貢献できる選手になっていきたいと思います。

(相手の)体は大きいですし、半歩、1歩アタックで出られて、ディフェンスでもドミネイトされてやりにくかった。

――合流して時間がなかったと感じている?

僕だけでなくみんなそうなので、合流が遅かったという言い訳はないです。


――イエローカードは珍しい?

そんなにない。(初めて?)覚えていないです。レフリーが正しいので、僕がああだこうだ言うことはないです。

――来週以降は?

その時々で自分で対応していければいい。一戦一戦、目の前にフォーカスすることがいつでも大事かな。

――大学と相手のレベルが違うが? ギャップを感じた?

どこのカテゴリーにいても、フォーカスは自分で、相手の強さは関係なく、試合で求められていることをやるのが僕のスタイルなので、相手がどうとか考えていなかったです。

――今日はどの程度、チームから求めていることをやれた?

そんなにはできなかったかな……。しっかりボールタッチしてハードワークするのが、日本代表の15番として求められることなので、ちょっと足りなかったかな。

――昨年1年間、代表活動を経験して、今年、再び、国際舞台に戻ってきたが

やっぱり、当たり前ですが、大学とは違う。スタジアムもお客さんもたくさんいて、盛り上がりかたは全然違うし、(代表活動は)たかが去年1年なので帰ってきたなとは思わないが、これからも継続してこの舞台に立てるように努力し続けられればなと思います。

――合流したばかりだが、コーチ陣が積極的にコミュニケーション取っていると評価していたが?

思ったことを言って、チームにプラスになることを全員がやるのが第一歩だと思います。

(ハドルでは)覚えていないですが、その時々に伝えたいことを話していたのかな。正直、僕たちはもっとハードワークしないといけないし、全面で勝負しようということを掲げていたので、もっとプライド持ってやらなければいけなかったと思います。

――個人的には、この後の代表活動をどうしていきたい?

(日本代表と早稲田大の)監督マターです。その時に「へぇー」と思っていただければ。

――日本代表としては矢崎選手のトライがやりたかったことの一つなのでしょうか?

トライは取れたことは良かったことですし、自分の自信につなげていいと思う。あれで日本代表がやりたいことが表現できたかといえば?(ハテナ)が残る。これだけ大差で負けてもあれだけ応援してくれる観客に感謝しかないし、勝ちで僕たちは返さないといけない。そこは感謝しかない。

――地元・大阪で試合をやったことは

正直、ここ(長居)は、僕は地元じゃない(笑)。大阪出身ということで、日本でいったら近いですが(長居は)地元ではないです。

――ポジティブに捉えられることは?

トライを取れた、得点につなげるプレーができたことは自信をもっていいと思うし、そこは僕の強みとしてやっているので、そこはアピールしていきたい。他は正直、現時点で思いつかないので、もう1回ビデオを見て、自分の良かったところと良くないところを挙げて次につなげていきたい。

――相手の攻守の切り替えでやられたが……

これからインターナショナルレベルの相手と戦っていく上で、攻守の切り替えが早いのは正直、当たり前で、逆にジャパンが遅すぎると思うので、前半の失点の多くがトランジションの自分たちのミスから取られていたので、そこの切り替えを高いスタンダードでやらないと勝ちはないのかなと思います。

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