「チームとしてまとまってくれたことは称賛。斉藤・テビタ・タタフ、若い選手のパフォーマンスは大きな収穫」ライオンズ戦を終えて・ジョセフHC | ラグビージャパン365

「チームとしてまとまってくれたことは称賛。斉藤・テビタ・タタフ、若い選手のパフォーマンスは大きな収穫」ライオンズ戦を終えて・ジョセフHC

2021/06/27

文●編集部


26日、スコットランド・エディンバラにある聖地マレーフィールドで日本代表は、ブリティッシュアイリッシュライオンズと対戦した。

グビー日本代表(ジャパン)前半、ブレイクダウンでのプレッシャーからボールをなかなかクリーンアウトできず本来やりたかった日本のラグビーができず、小さなミスやペナルティーから3つのトライを奪われ0-21とリードを許し前半を終えた。

後半9分にも自陣22mでの攻防でディフェンスにギャップがうまれ、そこをFLタイグ・バーン(アイルランド)の突破を許しゴール中央にトライ。0-28と苦しい展開となる。直後の後半10分、PRヴァルアサエリ愛、FL姫野和樹、NO8テビタ・タタフ、SH齋藤直人を投入。さらに14分にはPRクレイグ・ミラーを投入。このリザーブ陣が若干疲れの見えたライオンズに対して接点でも前に出ることができ、初キャップの齋藤が攻撃のテンポをあげ、ライオンズのディフェンスにプレッシャーをかけた。

すると19分、ライオンズのペナルティーから得たチャンスで、ラインアウトからのサインプレーが決まり、FL姫野和樹がトライ。田村優のコンバージョンも決まり7-28とする。その後も攻勢をかけるジャパン。25分にも相手ペナルティーから田村がPGを狙うがこれは失敗。29分にもPKを獲得すると、今度は田村が落ち着いてPGを決め10-28として残り10分。

互いに疲労が出てくる時間帯でもジャパンのアタックは続いた。ライオンズはプライドを見せて、その後の追加点を許さず試合終了。

18ヶ月ぶりにインターナショナルレベルでの試合を行ったジャパンだったが、ドリームチームとの対戦でも最後まで自分たちのスタイルを貫いた。その姿を世界中のラグビーファンが目撃し、改めて2019年ワールドカップのベスト8入りは実力によるものであることを証明した試合となった。

試合を終えて、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチが話したことをたっぷりとお伝えする。


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