世界ランキング3位のワラビーズに対して、23-32。この結果をどう受け止めるか。PR稲垣啓太が試合後の会見で「負けたのでいいゲームではない。負けたことを受け入れています。」と答えた。
2019年以上の結果を目標とする限り、ティア1という大きな壁に勝利しないとその目標を達成することはできない。だからこそ、結果を受け止め、勝利するために足りなかったことを修正して、次の戦いのための最高の準備をする。
これから始まる欧州三連戦に向け、稲垣が感じたこととは。
――スクラムについて
最初のフリーキックは頭があたっている。そこから距離をとって思った以上に距離があった。最初の一歩はいい感じ。距離があった分、足を詰める動作がおくれてプレッシャーをうけたという判断された。前半なかなか修正できていない部分が多かったんですけど、それは結果としてで、自分たちの印象としては、前にでるスクラムが組めたり、ペナルティーを取られたという場面もあって、自分たち的にはいけたという印象がありました。ただ、レフェリーの印象が良くなかったという部分も反省点です。
――後半相手のスクラムをペナルティーをとったのはどこがうまくいった
相手との距離があったので、全体的に足を一歩前へだそうと(修正しました)。そうすることで足が前に伸び切らない。足が伸び切っていたので、ヒットは良くてもその後に返ってきて、プレッシャー受けてしまっていました。そこをセットアップのときに一歩前にだすことで相手にプレッシャーをかけ続けることができたのが改善出来た部分。