3日、ラグビー日本代表はアイルランド代表と敵地ダブリン・アビバスタジアム対戦し、31-39で敗れた。2年近く代表活動ができず、わずか6週間という限られた期間の中で、ブリティッシュ・アイリッシュ・ライオンズとこのアイルランド代表との戦いに望まなければなならない状況だったが、2019年のワールドカップでベスト8進出をしたという事実は奇跡でもなく、間違いなくジャパンのスタンダードが上がっていることを世界に証明させる2試合となった。試合を終えオンライン会見をおこなった、リーチ・マイケルキャプテンのコメントを余すことなく伝える。
「2019年から引き続きリーダーグループがチームの結束を強めるためにハードワークしてくれたことの表れ」リーチ・マイケルキャプテン
結果としては残念です。いいプレーもありましたが、遂行力が完全ではありませんでした。ハードワークしてきてこの内容は嬉しい部分もあるが、まだ、足りないので、これからもっとやっていこうと思います。
固いプレーになってしまいました。私たちは体が小さいのでスキルとフィットネスを高くやっていくことにしています。いいテストマッチでした。世界No1のチームのひとつに8点差の試合ができた。
この試合で学んだことをワールドカップに活かしていきたいと思います。あまり試合ができなかったが、今回、ライオンズとアイルランドと試合ができたので、ワールドカップに向けて向上したいと思います。
――(準備期間が短い中でも)チームが一貫性を持ってプレーできるのは?
ワールドカップが終わってからずっとテストマッチができない中で、6週間の合宿を経て、ライオンズやアイルランドのようなティア1のチームにこのようなパフォーマンスをできた選手たちを誇りに思います。これはコーチやスタッフの尽力ももちろんなのですが、2019年から引き続きリーダーグループがチームの結束を強めるためにオフフィールドでもハードワークしてくれたことの表れだと思っています。
加えて、今日は勝てるはずの試合を落としました。いい試合をしたけど勝てなかった。この結果に満足してはいけない。ティア1のチームに勝つためにどうやればいいかを考えて、常に進んでいかなければいけないと思っています。