ラグビー日本代表は28日、エコパスタジアムでアイルランド代表(世界ランキング2位)と戦う。2017年に戦った時、チームはジェイミー・ジョセフHCを迎えてまもないチームとしてまとまりきっていない状態だった。「(2年前とは)単純に『チーム一丸』となっているところが違う」と松島は話す。強く、大きく、ミスをしない最強の敵に対してどう戦うのか。
「2年前とは戦術的に違う。理解度がすごく深まっている」
――昨日の会見でCTB中村亮土選手がWTB松島選手が「2トライ取れると言っていた」と発言していました。
前回のロシア代表戦ではアタックの部分でうまくいかなかった部分が多かった。緊張もみんなとれていると思うので、もっといいアタックができると見越して、外に回ってくればすごいチャンスがあると思うので、そこはWTBの役割として2トライを取りたい。
――2トライと言った理由は?
特別な理由はありません。自分たちのラグビーができれば、自然と僕だけじゃなくてWTBに回ってくれば、トライを取れるチャンスがすごく来る。自分たちのラグビーをして崩さないと、(アイルランド代表には)勝てない。そこをしっかりとやるだけです。
――対面のWTBストックデール選手について
2年前も彼と対戦して、ストロングキャリーだったり、今、WTBをやっているけど、左足のチップキックが得意で、そこからトライもたくさんうまれている。彼にしっかりプレッシャーかけて自由にさせない。トイメンとして止めに行きたい。
――ハットトリックで世界が注目したが
自分の実力を出せれば、世界に認められると思う。個人スポーツではないので、チーム優先だけど、ボールが回ってくれば、ステップ、フットワーク、スピードで勝負したい気持ちはある。そこでアピールできればいいなと(思います)。