ジャパンのセブンズが再び世界のトップチームと1年間のサーキットマッチを繰り広げられる。瀬川HCと共にチームを率いてきた桑水流裕策キャプテンは、長い間セブンズに招集されてきた。それだけに何が必要で、何が足りないのか、全てを熟知している。
リオオリンピックだけでなく、東京オリンピックに向けてもオリンピック競技となった7人制ラグビーの強化は急務。ただ、他国に比べ日本の強化はまだまだ足りない部分もある。そんな中、全勝でコアメンバー昇格を果たした今、何を思うのか。桑水流キャプテンの試合後のコメントを全てお届けする。
「勝ててよかったです。コアチームのトップ4に入ることを目標にしてきていたのでここで負けるわけにはいかない。香港と決勝戦10分ハーフを戦うことはなれていますし、香港は最後バテテくるということはわかっていたので、得体のしれないチームとやるよりは、やり慣れた相手でやりやすかったです。香港も気持ち入っていて、トライを取られてしまいましたけど」
「(香港戦で気をつけていたことは?)香港はエリアを取ってくるので、ペナルティをしないようということと、オープンサイドにはそこまで足の速い選手がいないのですが、ブラインドの持ち出しが怖いのでそこだけはケアをしようと話をしていました。
(逆転されたときは?)まだ時間もあったので全然いけるだろうと気持ちでした。みんながパニックになって個人プレーに走らないかは心配でしたが、そこは皆も落ち着いて大丈夫でした」