10月28日(金)、東京都内で記者会見が開かれ、日本ラグビー協会より、11月のアルゼンチン戦と欧州遠征に向けてのメンバーが発表された。登壇者は男子15人制日本代表の強化責任者の薫田真広氏、ジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)、トニー・ブラウンAC(アタックコーチ)、そしてキャプテンの一人に指名されたCTB立川理道の4人。
冒頭、男子15人制日本代表の強化責任者である薫田真広氏はこう述べた。「メンバー32名を発表させていただきます。現時点で、一番日本代表のジャージーを着たいと思っている選手を選びました。新しい選手も多く、これからの1ヶ月、2019年に向けて3年間、非常に大事な、これまでのラグビー人生で一番タフな時期を過ごします。若い選手の楽しみにしています。今回50名弱のスコッドから、10月に2回のミニキャンプを実施して、32名を選んだ。各トップリーグのチームのご支援に感謝したい。サンウルブズ、トップリーグ共々、連係をとって2019年につなげていきたい」
続いてジェイミー・ジョセフヘッドコーチは「新しいチームの発表できて、とても光栄でうれしく思います」と話した後、選手32名の名前を呼び上げた。そして、こう続けた。
「アルゼンチン戦、ヨーロッパ遠征に向けて32名の選手を選出させていただきました。キャプテンが2名おります。共同キャプテンとして、立川(理道)と堀江(翔太)を選びました。2名の共同キャプテンは(アタックコーチの)トニー・ブラウンと私で過去(ハイランダーズ時代)にも成功してきた方法です。選手たちとのアライメント、つまり、同じ目的を持って同じ方向を向いてことにあたるということにおいて、非常に効果的な方法だと考えています。これから4つのテストマッチ、非常に強いチームと戦う上で、この体制で進んでまいりたいと思います。