1日、ラグビー日本代表はアイルランド戦の試合登録メンバーが発表。この試合では初キャップが2人、WTBセミシ・マシレワ(近鉄)とCTBシェーン・ゲイツ(NTTコム)がメンバー入り。SHには齋藤直人(サントリー)が先発。ライオンズ戦でトライを決めた姫野和樹は先発でNO8で出場する。またライオンズ戦で存在感を見せた松島幸太朗(クレルモン)はFBに入った。ジェイミー・ジョセフヘッドコーチがオンライン会見に応じ、メンバー選考、チームの状態を話した。
アイルランドに来てからいい週を迎えられています。試合に向けていい準備ができていると同時に、先週のライオンズ戦での収穫や課題を振り返ることができています。選手たちも大きなチャレンジに非常にワクワクしています。アイルランド代表に対しては、私たちは2019年ワールドカップで非常に大きな成功を収めたわけですが、アイルランド代表はホームでは84、85%の勝率を持っているチームです。間違いなくタフな試合になると思います。
SH齋藤直人は今後のことを考えて先発で起用してみたい
――メンバー選考について
(先発起用した齋藤)直人は前回の試合で途中出場でしたが非常によい印象を受けました。エナジーもあり、的確な判断もしていました。この間の試合でも非常にプレッシャーのかかった中で、試合に出ていましたが、今度は先発という、またさらにプレッシャーのかかった中で彼がどんな仕事をするのか、見てみたいと思いました。また、今後のことを考えた上でも一度先発で起用してみたいというのがおもな理由です。
(齋藤には)特別期待していることはなく、SHとしてやるべき自分の仕事パス、ラン、キックの精度高く、的確な判断をしてボールを供給するといったことをしっかりとやってほしいです。若い選手ですが、ライオンズ戦という大きな試合の中で、堂々とプレーしていたのは印象的でした。