イングランド、ジョージアに続きイタリア戦にも3試合連続の先発出場を果たしたPR竹内柊平。スクラムの強いジョージアに対するスクラムの優位性はイタリアではむしろ苦しんだ。ジャパンの低く組むスクラムにしっかりとイタリアが対策を講じてきたようだ。
そのあたり竹内がどう感じたか。さらにアタックでは竹内の真骨頂でもある、ピックゴーのプレーが何度か見られたがチームとしてはイタリアディフェンスを崩し切ることができなかった。試合を終えてイタリア戦を振り返ってもらった。
――スクラムについて
今日は結構プレッシャーをうけてしまいました。でも、ファーストスクラムはすごく感覚が良くてマイボールだったら押せてるなというイメージでした。やっぱり強豪国というところで、セカンドスクラムでは対応されてしまった感じです。その次のスクラムはこっちも対応していいスクラムが組めたんですけど、後半からパックが代わってコネクションのところでうまくいかないところがでてきて、プレッシャーを受けてしまったなというのが今日のスクラムの感想です。
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スクラムではイタリアが日本の低く組むスクラムに対策を講じてきた
――アタックについて。まだ作っている最中だと思います。竹内さんもピックしてからのアタックでボールキャリーされていましたがどうでしたか?
イタリアのDFはすごく良くて、プレッシャーをうけてしまう部分があったんですけども、自分たちの今日の敗因は正直、ブレイクダウンのスピードが出なかった、ラックでテンポがでなかったところかなと思っているんですど。そこでハードに低いキャリーしたあとに強いブレイクダウンでいかないと今日みたいに決めきれないような展開がどんどん続いていくと思うので、そこを修正して次のパシフィックネーションズに挑んでいきたい。
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