フランスとの初戦は敗れるも収穫あった試合に「ファーストステップとしては良かった」ジョセフHC・坂手淳史コメント | ラグビージャパン365

フランスとの初戦は敗れるも収穫あった試合に「ファーストステップとしては良かった」ジョセフHC・坂手淳史コメント

2022/07/03

文●編集部


1日、ラグビー日本代表は「リポビタンDチャレンジカップ2022」でフランス代表と対戦。怪我、コロナ感染のおそれがある選手の離脱で急遽メンバー変更を余儀なくされるという状況の中、前半を同点で折り返す。後半の序盤、フランスに先制を許し、ペースを握られると連続トライで引き離され、23-42で敗れた。試合後の会見で、ジェイミー・ジョセフHCは「新しく入った選手へ落とし込み遂行できるメンバーが増えたことは来年にもつながる。ファーストステップとしては良かった」と振り返った。第2戦は9日、国立競技場。個々で得た収穫と課題をベースにフランス代表のテストマッチ10連勝にストップをかけたい。

ジェイミー・ジョセフHC

ジェイミー・ジョセフHC

ジェイミー・ジョセフHC


(前半の)40分間は良いプレーができていました。今日は若い選手たちが多いので、この試合での経験から学んでほしいと思います。来週もう一度、自分たちがこの数週間やってきたことにチャレンジする機会があります。今日の試合をしっかり見直して、また1週間準備していきたいと思います。


――前半、後半の違い


自分たちとしては試合は80分間だと思ってます。35度という暑さの中でプレーをすることの難しさを感じました。前半は、タフでフィジカルな試合の中で13対13で終えることができました。しかし後半に入って、1分か2分ぐらいでトライを取られてしまい、0対7となり、追いかけるかたちで後半をスタートしてしまったということに関しては、自分たちの改善点だと思ってます。

後半は自分たちのミスが多かった。追いかける状況でさらにフランスにプレッシャーをかけられてしまった。ただ自分たちがしっかりアタックを仕掛けていくということの意識はよかったと思います。

――選手のマネジメント難しいところもあったが来週に向けてどうするか


怪我人と病気の影響で出ることができなくなった選手をだしてしまいましたけど、自分としては今いる選手たちはものすごくレベルアップしている選手たちが下から出てきてます。

特に10番の李承信選手はまだ21歳です。その若さでこのビッグゲームに出ることになったのは本当に素晴らしいことです。彼に出場することを伝えたのは木曜日になります。テストマッチの1試合目としてスタートに出ることは彼にとっては素晴らしい経験になったというふうに思ってます。

木曜日に出場することを告げられたSO李承信。見事なプレーだった。

木曜日に出場することを告げられたSO李承信。見事なプレーだった。



彼はミスから学んでいくということ、それによって成長していくことができます。コーチとして素晴らしい経験をさせることができたと思っています。

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