マルク・ダルマゾ「低さで勝負できるようになった」―ワールドカップでスクラムの成長を証明するために結果を残す! | ラグビージャパン365

マルク・ダルマゾ「低さで勝負できるようになった」―ワールドカップでスクラムの成長を証明するために結果を残す!

2015/09/26

文●編集部


10月3日のサモア戦に向けて再始動した日本代表。ベスト8という目標を達成するためには勝利するしかない。歴代日本代表の課題となっていた「スクラム」を一気にインターナショナルレベルにまで進化させたマルク氏が取材に応じた。

レフェリングを理解して試合の中で対応できるようにする

――ワールドカップでの2試合を見てスクラムはどう評価していますか。
マルク スタッフの期待に応えてくれています。さらにパフォーマンスを上げたいと思っています。


――サモアとは何回か試合をしていますが、スクラムについてどんな印象がありますか

マルク 試合は毎回毎回異なってくるのでしっかりと準備していく必要があります。サモアはとても大きくてパワフルなチーム。我々のスクラムはパワフルというよりスピーディーです。そういう部分を出していきたい。まずフロントローが自分が一番押しやすい位置、正しいポジションに入れるようなスペースを勝ち取るということが重要です。

スコットランド戦ではたくさんペナルティを取られました。どうしてこれがペナルティだったのか、理解できていないので相談ができるレフェリーにビデオを送って相談してみます。当然、事前にスコットランドのスクラムについて分析をして、こういう押し方でいこうと話をしていたのですが、彼らが押し方を変えてきたのです。それに対して選手たちが修正をしたようです。この2試合で一番よかったのは、南アフリカ戦の後半の終わりの方です。

――9月5日のジョージア戦とスコットランド戦は同じレフェリーでした。そこで予想したこととレフェリングが違っていたということでしょうか。

マルク レフェリングについても、もちろん注意を払っていましたがスコットランド戦で一番驚いたのは、ジャパンがペナルティを取られている事と同じことをスコットランドがおこなっても取られていないケースがあった。別にレフェリングを批判するということではなく、その部分を明確にし、こちら側の解釈の方法と対策を早急に立てなければならない。リフェリングを理解することで試合の中で対応することができるようになる。そうすればスクラムも組みやすくなるしプレーもしやすくなる。


――サモアに勝つためにどんなスクラムを組もうと考えていますか

マルク 8対8ということですね(笑)

プレミアムコラム

この記事の続きを読む。

購読手続をすると全ての内容をお楽しみいただけます。
メールアドレス
パスワード

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ