イングランド戦を終え、ジェイミージャパンはロシア戦にむけた練習をスタートさせた。FL布巻峻介はトゥイッケナムでの大舞台、そしてロシア戦に向けどんな思いでいるのか。
――イングランド戦の手応えは
「ディフェンスは、ラインスピードという意味では行けたけど、接点で少し受けてしまい後手に回ってしまった印象がある。タックルの回数という意味ではいつもの試合よりも行けたかなと言う気がするけど、みんなが少しずつ精度に欠けるところがあって、ちょっと悔いが残るかな。ブレイクダウンでもひとつ判断ミスというか、取れると思ってジャッカルに行ったけど、取れずにボールを出されて、そこからトライにつながってしまった場面もあった」
――ペナルティーについて
「うーん、解釈というか、僕らはOKだと思っていったプレーがペナルティを取られてしまったところがあった。試合途中でレフリングが変わったというか、前半はOKだったプレーが後半になってペナライズされたり、そのへんはイングランドがレフリーへのアピールとかが上手かった。上手くやられた面もある。でも、せっかくボールを取ったのにペナルティーで相手にボールを渡してしまったり、プレッシャーをかけようとしていったところをかわされたり。ボールを取らせてしまうと、ティア1のチームはどこも勢いに乗ってきてしまう。規律、ブレイクダウンの小さな判断ミスといった細かいところの精度が求められていくと思う」