10日、ラグビー日本代表は13日に行われる「リポビタンDツアー2022」イングランド代表戦の試合登録メンバーを発表した。ジェイミー・ジョセフHCは、「チームとしてはまだまだ成長している」と話し、ワールドカップ本番でも戦う相手との戦いについて「経験のある選手が試合をまとめることが重要」として「我々が自分たちのラグビーのブランドをしっかりと出して、プレッシャーをかけていけば自分たちにもチャンスがある」と意気込みを語った。
「リポビタンDツアー2022」イングランド代表戦試合登録メンバー
1 稲垣 啓太(43)
2 坂手 淳史 ◎(31)
3 具 智元(19)
4 ワーナー・ディアンズ(5)
5 ジャック・コーネルセン(10)
6 リーチ マイケル(76)
7 姫野 和樹(23)
8 テビタ・タタフ(13)
9 流 大(28)
10 山沢 拓也(5)
11 ゲラード・ファンデンヒーファー(4)
12 中村 亮土(31)
13 ディラン・ライリー(8)
14 松島 幸太朗(45)
15 山中 亮平(25)
16 堀越 康介(5)
17 クレイグ・ミラー(7)
18 木津 悠輔(5)
19 ヴィンピー・ファンデルヴァルト(20)
20 ピーター・ラブスカフニ(13)
21 齋藤 直人(9)
22 李 承信(4)
23 シオサイア・フィフィタ(10)
――イングランド代表は来年W杯で同組です。このタイミングで戦う意味は?
チームとしてトゥイッケナムで試合ができることにワクワクした気持ちです。この環境、ユニークな環境ですが(過去)2回、試合をしていますが、W杯で対戦するということより、ティア1と対戦することに意義があります。オールブラックス戦からケガ人なく戦えることもあり、チームとしてワクワクした気持ちです。
今、W杯のことは考えていない。今週の試合に集中している。大きな試合、ユニークな試合になるでしょう。今はチームを作り上げている段階です。W杯でもプレッシャーがかかるが
、その中で勝つことができるか試すことができる。イングランドとトゥイッケナムで対戦することはチームとしてもワクワクしていますし、大きなチャレンジなので楽しみにしています。
――オールブラックス戦から先発は1人しかメンバーを交替しませんでした
自分たちとしては各試合をしっかりと見ていく必要があって、イングランドはオールブラックスと違う。土曜日の試合では2つの相手がいます。1つは相手チーム、もう1つはイングランドのファン。しっかりと準備しないと食い込まれてしまうでしょう。(メンバー入りした)23人は8万人前で戦う準備ができている。それはエキサイティングですし、選手たちはモチベーション高くプレーができることでしょう。
チームとしてはまだまだ成長しています。前回W杯からいろんな部分で選手たちを変更してます。3年間、ラグビーがしっかりできていないが、しっかりテストマッチを戦うこと。車に例えると、しっかりドライブしていかないといけない。コロナ禍のパンデミックで経験は遅れているが、豪州A、NZ戦はチームのコンビネーションができてきて、ペースができていると思う。それは今後、継続していかないといけないし、それはできていると思います。