リーチマイケルが感じたスプリングボクスとの差―スコア差だけでは見えてこないジャパンの課題とは | ラグビージャパン365

リーチマイケルが感じたスプリングボクスとの差―スコア差だけでは見えてこないジャパンの課題とは

2025/11/02

文●斉藤健仁


2日、ラグビー日本代表(世界ランキング13位)は「リポビタンDツアー2025」欧州遠征初戦で南アフリカ代表(世界ランキング1位)に挑み、7-61で完敗。世界トップとの差を見せつけられた。現地取材を行う、斉藤健仁氏が試合後にリーチマイケル選手から聞いたコメントを紹介する。

10年前の「ブライトンの奇跡」を唯一知る、今でも現役のNO8リーチ マイケル。10年前と同じイングランドの「サッカーの聖地」ウェンブリースタジアムで4度目の対戦も、スプリングボクスに8トライを奪われて7-61で大敗した。試合後に37歳のベテランは何を感じたのか。

――試合を振り返って

チームのスタンダードがこれから、もう1段階引き上がると思います。セットの強さ、勝負の強さ、今までの試合と違って、この段階でこういう試合できて良かったかなと思います。ただ、その中で課題がたくさん出て、来週に向けてもっとレベルアップして頑張りたいなと思います。

――一番大きな学びは何ですか?

マイボール継続するためにも、ボールキャリアーを立ってファイトしたり、ブレイクダウンの速さやハイボールが課題です。

――アタックもディフェンスもスプリングボクスが強いプレイしてくるだろうと予測していたが強かった?

空中戦ですね。跳んでも相手ボールになったり、タップしても相手ボールになったり、それ含めて対応しないといけない。その中でも負けた。ポジティブなことを言うと、この段階を2年前にして、世界一のチームとやれて本当に良かったと思います。

(南アフリカは)世界一のフィジカルチームであって、これからのツアーは多分、ウェールズ、アイルランド、ジョージアは、多分自信持っていけると思うので。

――ここは通用したというところは?

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