高校卒業後、プロの道を選んだワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)は、そのポテンシャルに期待され今回、日本代表・宮崎合宿に招集された。ジェイミー・ジョセフHCは「1日目から目を見張るパフォーマンスだった。2023年についてはまだわかりませんが、チャンスはいつくるかわからない」と評価した。流通経済大柏高校で出場した花園、心揺さぶる熱いプレーを繰り返した、ハードワークをし続ける新星はこの合宿でどこまで成長するだろうか。
東芝に入って8kg。入団を決めたのはリーチさんの影響が大きかった
――東芝を選んで、何が成長したか? またNDSに選ばれて。
最初、東芝に入ってから、まず自分の体を世界で戦えるように大きく強くなっていって、そこからこの合宿に参加して自分の強さ、自分の体とかが同じレベルだなと思って、ここで経験して、次の合宿とかツアーとかに行けるように頑張っていきたいと思います。体重は高校のときから、8kgは増えています。
――NZに戻らず、日本の東芝を選んだのは?
一番の理由は、高校は日本でプレーして、NZに戻ってアカデミーとかクラブチームとか入って、プロまで行くのが難しいと思っていた。日本にいれば、東芝に入れるチャンスがあったのが一番の理由だと思います。その時、日本のためにプレーをしたいと思っていました。
――同じNZ出身のリーチさんの存在は?
東芝に入ったのはリーチさん(の存在)が大きかった。細かいスキルとか、ラインアウトのジャンプの仕方を学んでいます。
――今の憧れの選手や目標の選手は?
前から、中学高校からオールブラックスLOブロディー・レタリックが好きな選手です。レタリックも体がでかくて、試合でもハードワークしているし、スキルセットも高いし、目標の選手です。