ポルトガル戦を終え、この試合で初キャップを果たしたCTB中野将伍のパフォーマンスを、ジョセフHCは「日本ラグビー界の未来でも期待される」と評価した。本来のポジションである、CTBでの起用。本人も「迷いなくプレーできた」と振り返る。2023年に向けて、数少ないテストマッチで一試合でも多く出場し、経験値をあげポジション争いで勝ち抜いていきたい。新しい戦力がジャパンのチーム力を間違いなく底上げする。初キャップの80分を終え、試合後に話した心境とは。
――前半はハイボールで、後半はランが多くなったが
プランとしては前半、ハイボールを相手が蹴ってきたことに対して、ある程度、ゲインできそうもないときは、ハイボール蹴って、プレッシャーかけて再獲得する戦術で入った。でも、常にアタッキングマインドというところで、後半は回してもスペースがあるということで、攻めていたところもあった。(前半の判断で後半は回していこうと思った?)はい。
――今日のパフォーマンス、トライのシーンを振り返って
今日の試合は、最初からアタック、ディフェンスでアグレッシブにプレーすると自分の中で設定して試合に挑みました。アタックのセットプレーからのサインプレーだったり、ボール持ったらアタックしようとアグレッシブにいけたことはよかった。外側でゲインしたとき、オフロードの精度だったり、ボールキープするところなど継続するところや細かいところは今後、修正していかないといけない。(トライは)チームに勢いつけられたらいいなと思いました。スローフォワードじゃない、トライだと思っていました。