2日、ラグビー日本代表は宮崎合宿初日をメディアに公開。練習終了後、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチがオンライン取材に応じた。その中で、リーダー陣の変更を発表。新たなキャプテンとしてピーター・ラブスカフニ(クボタ)、バイスキャプテンを中村亮土(サントリー)に決定したこと、さらに、春シーズンのアイルランド戦以降、新型コロナの影響で代表活動が制限される状況下で、2023年ワールドカップに向けた強化について話した。
「マイケルにはラグビーファーストで」
まず今回の合宿の話から始めます。
選手たちは3日間すでに過ごしていますが、コーチ陣は昨日の午後到着してきたので、最初の2日間は選手たちでやるべきことを行っていました。非常に良い結びつきができていると思います。またこの2日間でフィットネステスト、ストレングステストを行いました。
リーダー陣の変更をお知らせします。キャプテンとバイスキャプテンを変更しました。合宿中ではありますけれど、リーダーの変更を公表することは重要だと思います。ラピースをキャプテンに、中村亮土をバイスキャプテンにしました。
理由はいくつかあって、まずマイケルは長い間素晴らしいキャプテンでした。素晴らしいリーダーシップを持っていますし、ハードワークで、ワールドカップに3回出場するなど多くの経験も持ち、チームを牽引する存在であることには今も変わりありません。彼は今でも世界屈指のラグビープレーヤーの一人ですし、彼のスキルや経験はチームに必要なので、これからはリーダーシップの責任を外して100%プレーヤーとしてより集中できるようにしたいと思いました。