9日、ラグビー日本代表はフランス代表とのテストマッチ第2戦を15-20で勝利することはできなかった。それでも、第1戦の反省を一週間でしっかり修正し、「勝てる」試合展開をつくりあげていた。新しい選手、ベテランの選手が入り混じった構成であっても高いスタンダードがしっかりとチームに根付いていることを証明した。チームを率いてきた坂手淳史キャプテンが試合後の会見で話したこととは。
悔しいです。勝つべきゲームでしたし、勝てるところまでいけたと思ってます。この1週間だけじゃなくて、このチームが始まって5週間、勝つためのラグビーを落とし込んできました。良い形での役割という理解だと思うし全員がしっかりと役割を理解した上でゲームに臨めたと思ってます。
その中で最後は少し遂行力の部分で足りない部分はあったかなと思っています。もう一歩、その一歩はすごく大きなものだと感じましたし、ティア1に勝つためにはそこを追求していかなきゃいけないんだなと改めて思いました。
――ラインアウト
手応えがあります。ノットストレートもミスになった部分もディテールの部分は、ジャンパーにもリフターにも出てしまったかなと思っています。少しサインミスもあったのでディテールの部分は修正して、いいコミュニケーションをとっていきたい。高さがある部分、スピードも生かしていきたい。