8日、ラグビー日本代表は「JAPANXV」として、オーストラリアA代表との協会試合第2戦を福岡・ベスト電器スタジアムで行った。前半1分、相手ディフェンスを崩してWTB松島幸太朗のトライで先制。後半もNO8リーチマイケルのトライでリードを広げ、残り5分。自陣ゴール前でのラインアウトをリーチがインターセプトして勝利なるかと思われたが、ボールをキープできず再び反撃にあい、最後はモールを押し込まれ1点差とされると、続くコンバージョンキックも決められ21-22で敗れた。
ほぼ「勝ちゲーム」を勝ちきれないもどかしさが残ったが、先週の試合での課題は修正されていた。試合後、ジェイミーHC、坂手淳史主将が試合を振り返った。
ジェイミー・ジョセフHC
すごくタフな戦いになりました。選手たちはあるべき姿勢と強い意志をもって試合に臨めていました。もちろん勝利することを望んていました。良いスタートが切れ、冷静にプランを遂行できました。ただ、次第にオーストラリアも落ち着きを取り戻したと思います。オーストラリアAはクオリティの高い選手が多く、このレベルの激しさに慣れている。私達も迅速に対応しなければならない。前進あるのみです。自分たちもチームとしていい形で試合ができるように準備していきたい。
――李承信について
この2ヶ月半、試合から離れていますが、21歳という若さでパスもうまくなっていましたし、可能性を感じる選手なので今後も使っていきたい。