日本代表、イタリア代表に快勝「メンタルの強さで戦いきった選手たちに感銘」ジョセフHCコメント | ラグビージャパン365

日本代表、イタリア代表に快勝「メンタルの強さで戦いきった選手たちに感銘」ジョセフHCコメント

2018/06/10

文●編集部


6月9日、リポビタンDチャレンジカップ2018イタリア代表との試合に臨んだジェイミージャパンことラグビー日本代表は34−17で快勝した。試合後の記者会見でジェイミー・ジョセフヘッドコーチは、日本代表強化を目的としたサンウルブズでの取り組みの成果と選手たちの成熟について思いを話した。

「選手たち成熟してメンタル的にチームを引っ張ったリーダーシップにも感銘」ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ

非常に今回の結果を受けて嬉しい。ここまで2年間、このレベルの試合をやること、この力量を見せるまで、努力をしてハードワークを重ねてきました。今回もフィジカルの強さ、タイトなゲーム展開、1つのミスが失点につながったり、勝敗に関わるようなことになったり、正にテストマッチがもたらす要素が多くありました。

ハーフタイムは同点に近い接戦だったが、(そこから後半は)選手たちのメンタルの強さで戦い切り(勝利した)ことは感心しています。まだまだ課題ありますが、選手たちが成熟してメンタル的にチームを引っ張ったリーダーシップにも感銘を受けています。

イタリア代表は我々に多大なプレッシャーをかけてきました。大外でのオフロードやアウトサイドバックスの素早い選手が、手詰まりの状態からでも無理にプレーを発展させてプレッシャーかけたことは褒め称えたい。彼らは来週もっとタフな試合をしてくることは覚悟していますが、こちらが準備万端で臨めば問題ないと思います。

(これまで)サンウルブズの結果やパフォ-マンスにいろいろ話が出ていましたが、当初から言っていたように、サンウルウブズに参戦した意図は、すべてはテストマッチに向けて準備するためにやったことです。今日の試合結果については、選手たちはスーパーラグビー明けでしっかりとパフォーマンスを上げてやってくれた。

 

――今日の試合の勝敗を分けたポイントは


テストマッチの戦いでアップダウンがあり、リードしていて支配されていると思いきや巻き返されたり、何が起きるかわからないのが80分の戦いの醍醐味です。

今日の試合を総括すると選手たちが何がこようが起きようが、選手たちみんなで乗りこえたことが顕著にあらわれたと思います。

今までのサンウルブズや日本代表ではなかった、懸命な努力がありました。そういう意気込みでやろうと話はしていたが、それを発揮するにはフィールド内、フィールド外で責任を果たさないといけないと伝えています。

どんな状況が来ようが立ち向かっていくことが勝敗を分けたと思います。

 

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