12日、JRFU(日本ラグビーフットボール協会)は、15人制男子日本代表候補選52名を発表した。まだ来日していない、ジェイミー・ジョセフHCは協会リリースにコメントを発表。藤井雄一郎代表強化委員長がオンライン取材に応じた。
「経験値のあるプレーヤーとポテンシャルを持つプレーヤーのバランスが取れている」ジェイミー・ジョセフHC
最後のスコッド発表から長い時間が経ち、ずっと待っていましたが、これから始まるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズへの挑戦にものすごく胸躍る気持ちです。
史上初となるこの対戦は、チームにとって非常に特別な機会となるでしょう。このスコッド発表が、私たちの準備の第一歩となります。
2021年のトップリーグでは、素晴らしいチームパフォーマンスがあちらこちらで見られ、チーム同士の争いはこれまで以上に接戦を極めていて、日本ラグビーの成長にとっては素晴らしいことだと思います。
ラグビーワールドカップ以降、代表から引退したプレーヤーもいれば、個人的な理由で代表選考の対象にならなくなったプレーヤーもいます。これによって、次の選手層にいるプレーヤー達には、全力をぶつけて代表レベルでプレーできることを示すチャンスが与えられます。
今回のスコッドは、経験値のあるプレーヤーと今後代表でプレーしていくポテンシャルを持つプレーヤーのバランスがうまく取れています。これからの2年でチームの層を厚くしていく必要があり、今回のスコットランド遠征はそのスタート地点に過ぎません。
トップリーグも終盤に入り、ノックアウト式のプレッシャーの中で最高のラグビーを見せることができるのは誰なのかがわかるでしょう。35名の最終スコッドは、5月の決勝が終わってから発表したいと思います。
今後のスケジュール
2021年
5月24日:合宿メンバー発表
5月26日~6月8日:合宿 (大分県別府市)
6月12日:強化試合 (エコパスタジアム/静岡県)
6月16日~:スコットランド遠征
6月26日:ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦 (BT Murrayfield/スコットランド・エディンバラ)