12月25日、日本ラグビーフットボール協会は男子7人制ラグビー日本代表のオリンピックスコッドと女子7人制ラグビー日本代表の新体制が発表した。
男子セブンズ日本代表ヘッドコーチは、現在の岩渕健輔氏が継続。ヘッドコーチとしてオリンピック終了までの契約となる。女子セブンズ日本代表ヘッドコーチは、稲田仁氏からハレ・マキリ氏に交代することが発表された。
ハレ氏はこれまで男子セブンズ日本代表のコーチを務めており、今回の就任について「この機会を得て、とてもエキサイティングです。これまでもハードワーキングでチームを準備してきた女子チームですし、当然大きな責任感があるということもわかっています。
プレーヤーもスタッフも日本が大きな期待を寄せていると思います。自分たできる精一杯の努力をして成功に導き出していきたいです。」と抱負を語った。チームには1月8日から合流し指揮を執る。ヘッドコーチを退任した、稲田氏はパフォーマンスマネージャーとして今後もチームに帯同してチームとしての活動をサポートする。
今回の交代理由について、本城和彦強化委員長は「現状のチーム状況ではメダル争いに対してまだもう一歩到達していない。フィットネス、スキル、マインドセットなど全ての能力をステップアップさせなければならない。どういう戦いをして勝つか、これまで以上にクリアしてオリンピックで選手たちの能力を最大限発揮しなければならない。それをハレ・マキリ氏は実現してくれる。」と話した。
交代タイミングについては「コロナ禍のチームの状況を鑑みて、それを優先して考えた。活動が始まっていない途中でHCの交代をすると合宿自体がどうなるかリスクがあると思った。年内の活動を終えた段階で選手たちに伝えることが、最善のタイミングだと考えた」(本城氏)