ラグビー日本代表・宮崎合宿に追加招集された野口竜司(FB・埼玉ワイルドナイツ)は代表として残るための課題は「フィジカル強化」だと話した。松島幸太朗、山中亮平と経験値もある選手とのポジション争い、FBだけでなくWTBなどマルチポジションが求められる代表で生き残りをかけた戦いに挑む。
――トップリーグ(TL)を経て、今の手応えは?
W杯が終わってから代表活動にほとんど参加していないですが、トップリーグを通じて、自分の状態は良かったと思います。その中で小さな精度のところをもっとこだわっていかないといけないなと感じています。代表活動に参加できて、自分とってはプラスで、まだ足らないところを触れる機会でありますし、そこにチャレンジしたい。呼んでいただいてプレーできるのは自分にとって大きい。
――FBには松島、山中選手がいる中でどんなプレーをしたい?
自分の持ち味はフィールディング、後ろのカバーリングなのでコミュニケーションを取って、簡単にディフェンスラインを空けないのが強みだと思っています。その中で、コンタクト、接点の部分は上げていくように、トップリーグ通じて取り組んでいるところです。
――戻って来た日本代表の雰囲気は?
雰囲気はすごくいいですし 特別に大きく変わったことはない。(新ルールの)「50:22」とかもあるので、後ろのカバーが大変になるのかなと思っています。
――コンタクトの部分をどのように改善していきたい?
自分自身、体がそんなに大きくない選手なので、接点のところで一歩前に出られたり、出られないように踏ん張ったりするのは現代ラグビーでは(大切)。ディフェンスでゲインされると勢いを与えてしまうので、相手の勢いを止めるのが大事です。アタックでは一歩でも前に出てオフロードとかで前に出て相手を崩せる。1対1で前にでることはすごく重要なことかなと思っています。
コンタクトはこっちにきて久々にやりました。これから手応えを実感していきたい。足らないといわれたら誰かに付き合ってトレーニングしたい。