長谷川慎スクラムコーチが感じる2023年までの「伸びしろ」とは | ラグビージャパン365

長谷川慎スクラムコーチが感じる2023年までの「伸びしろ」とは

2021/07/01

文●編集部


30日、ラグビー日本代表・長谷川慎スクラムコーチがオンライン取材に応じた。ライオンズ戦での振り返り、それから2023年にむけた成長させていきたい部分とはなにか。長谷川コーチが感じるジャパンの「伸びしろ」とは。。。

――ライオンズ戦のスクラムを振り返って


前回でいうと2019年にスクラムを組むのにすごく時間がかかったが、(今回は)経験者もいて、森川や垣永のような新しい選手も意欲的に取り組んでいたので、ある程度の感触があって試合に臨めました。

試合に関してはペナルティーを取れたから、強かった、弱かったというより、練習をしてきたことを試合で出すのはある程度できたかな。ペナルティーを取られないようにするにはにはどうするか、レフェリーにどう対応するか、相手はどう、グラウンドはどことか、そういったところに目を向けて練習するのが、今後の伸びしろかなと思います。


――スクラムで滑った場面は芝生が原因だった?


試合の3日前、世界のスクラムはこういうところで決まるのかというミーティングに参加させてもらった。そこで出ていた話が頭に入っていて、警戒していましたが、たまたまレフェリーの見えないところでいろいろ起きてペナルティーになった。もう1個は滑ったかなと思います。

――そのミーティングとはどういうミーティングだったのですか。


(オールブラックスの)クレイグ・フィークだったり、南アフリカ代表のヒューマンといったスクラムコーチだったり、ジュベールさんやオキーフさんといったレフリーが参加するミーティングでした。そこで状況を確認させてもらいながら対策を立てて臨んだら(ライオンズ戦は)そのとおりの笛だったという感触です。

シックス・ネーションズで起きた事例を見ながら、このレフリーの判断は正しいのか、こういうところに注意して笛を吹いてという話を聞いたりとか、そういう会でした。


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