一時は体調不良でチームを離脱したSH齋藤直人。フランスとのテストマッチ第2戦に先発出場。持ち味である早い球さばきでアタックを推進した。「ゲームコントロールのところはプラン通りに遂行できた。」若き相棒のSO李承信とは「結構しゃべりながらやれた。自分が大分支えられた。何も気にならなかった」と話した。
――フランス代表戦を振り返って
〝たられば〟なんですが、勝つチャンス、機会はあった印象です。自陣での戦い方は意識して臨みましたし、そこに関してはよく遂行できた。後半のエリア取りに関してはちょっとレビューする必要があるかな(と思います)。流れの中で、自分がしっかり蹴るのか攻めるのか、味方の消耗も見て判断する必要があった。
――SH齋藤選手がボックスキックを蹴って、相手が蹴り返してカウンターでトライを挙げました。
ボールを手放して、相手がまた蹴りかえしてきたらアタックする。またモメンタムがなければ蹴って、その繰り返しでどこかでチャンスを見つけるという話を(チームで)していたので、やりたかったことができたシーンもあった。
――9番としてチームをドライブできた?
結果として勝ててないので、まだまだだと思います。(手応えは)ゲームコントロールのところはプランはしっかり遂行することは割とできた。(勝つためには)ボール持ったときにセットからのアタックの精度。3フェーズ以内のミスが多かった。(ミスは)ちょっとわからないですね。ハンドリングエラーの印象はなかった。
――ノックオンが多かったのは
(プレッシャーと滑るのは)両方あると思います。(滑るのは)この時期なので。
――相手に分析された?
ラインアウトは前で飛ばずにデリバリーされたのは、そういうことなんですかね? (チャージは)そういう印象はなかった。
――相手のキックをカバーしていました。
自分の役割ですが行かれました。