3月27日開幕した第24回全国高校選抜ラグビー大会は31日、決勝戦を迎えた。決勝に進出したのは、昨年県大会予選敗退し花園出場を果たせなかった、桐蔭学園(神奈川県)と花園優勝を果たした東福岡(福岡県)の2校。新チームの可能性を推し量ることができる今大会でどのような戦いを見せるか注目された。
先制したのは東福岡。WTB西浦岳優のゲインなどで敵陣に入ると、3分、敵陣10m付近のラインアウトからCTB村上有志が突破、オフロードパスを西浦につなぎトライ。SO井上晴生のコンバージョンも決まって0-7。さらに8分にも西浦がトライを決め0-12とリード。
リードした東福岡だったが、自陣でのペナルティーから桐蔭学園に流れが傾き始める。
桐蔭学園は15分、敵陣でPKを獲得するとショットを選択。SO萩井燿司が狙うも失敗。19分、再び桐蔭は敵陣22m手前でPKを獲得し再びショットを選択。FB吉田晃己が決めて3-12。